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経営や趣味、時事などのブログ記事や、Podcastの発信を日々行なっています。ニュース登録をしていただければ、更新情報を配信していきますのでお気軽にご登録ください。(広告を配信することはありません)
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【エピソード概要】
トリニティ卒業後の資産運用、その具体的なポートフォリオと1年間の運用益を公開。大きな資金をどう扱うのか、その判断の裏側にはどんな考え方があったのか。
一見、華やかに見えるリターン。しかし、その土台にあるのは意外にもシンプルな設計思想。キーワードは「安定」と「分散」。なぜ攻めるのではなく、守ることを優先したのか。
さらに、プライベートバンクや外部アドバイザーとの関係性。すべてを任せるのか、それとも自分で握るのか。資産を増やす以前に問われる、「どう向き合うか」という視点。
数字の裏側にあるリアルな意思決定に迫る、資産運用編・前編。
「Podcast:リアル経営」このエピソードに関するご意見・ご感想をぜひお寄せください。今後の配信の参考にさせていただきます。
リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
この番組は、私、Hossyこと星川哲視が自らの体験をもとに、経営やその舞台裏などをリアルに語っていきます。
リアル経営は、毎週金曜日朝6時に配信しています。
おはようございます。自由人のHossyこと星川哲視です。
おはようございます。STRKのがじろうです。
はい。これ収録しているのが3月1日なんですけれども、昨日花粉がいきなりものすごくきて。僕、花粉症じゃないはずなんですけど、昨日だけはかなりくしゃみと鼻水が止まらなくて、今日もまだそれを引きずっています。若干、鼻の調子が悪いというのを、最初に言っておきたいと思います。
僕もそうなんですけど、花粉症じゃない人も、「もしかして花粉症になりかけてるかも」っていう自覚が少しある時って、耐えますよね。「まだ大丈夫、まだ花粉症じゃない」って。
そうそう。なんかね、よく「コップの中にどんどん溜まっていって、溢れたら発症する」っていうたとえがあるから、どこかで発症しちゃうんですよね。今はもう、その前段階なんだろうなとは思いつつも、まだ認めたくない。
そうですね。認めたくない時期って全員おとずれますよね。
そうそう。というわけで、若干これから花粉の季節になるとお聞き苦しいところもあるかもしれませんけれども、進めていきたいと思います。
はい。
前回までに、トリニティで輸入していたブランドのお話をして、mophieとQuirkyのところで終わったかと思います。ブランドストーリーはだいたいこれで終わりです。
はい。
めちゃめちゃ面白かったです。
2025年の丸1年が終わったので、1年間の成績みたいなものが出ました。ちょうど今、確定申告のタイミングということもあって、僕の資産運用の状況が少し見えてきたので、そのあたりをご紹介していこうかなと思っています。
めっちゃ面白いじゃないですか。
はい。なんとなく「これくらい儲かった」という話というより、具体的にどんな商品を運用しているのか、というところまでですね。
あぁ、そこまで。
そこまでお話ししないと、あまり意味がないんじゃないかと思うんですよね。
いいですね。リアル経営、さすがです。
はい。できる限り細かく。
いや、以前「1年間で、億単位で儲かりました」みたいな話は軽くしてましたよね。
ああ、そうだね、確かに。実際、確定申告もあるということで集計してみると、細かいものはいくつかあるにせよ、ざっくり全体の構成の中から2025年の1月から12月末までの1年間の運用益を合算すると、だいたい3億6,000万円ぐらい。もしかしたらもうちょっとあるかもしれないけど。
それって、寝てただけで手に入ってるんですよね?
起きてもいたけどね(笑)
すごい。
そうなんですよね。それを自慢したいわけではないのですが、どのような設計で運用していたのかをお話しできたらと思っています。
楽しみすぎます。
じゃあ、まずですね。もともと僕は投資とか運用とかって、ずっとやったことがなかったんですよ。以前、どこかの回で少し話したかもしれないですが、初めて株を買ったのが、トリニティが10年を過ぎた頃で。やっぱり、10年過ぎた時に何回かお話ししましたけれども、ある程度安定したんですよね。
はいはい。
そう簡単に会社が潰れて路頭に迷うとか、そういうこともなくなってきたなというのもありつつ、今から考えると10年ぐらい前でしょうか。それぐらいまでは本当に投資とか一切やったことがなくて、試しに少しやってみようかなというので、個別の株を少し買ってみるというのを始めたんですけれども。
大きく買ったのは、トリニティ時代にトリニティで購入したソフトバンク株とNTTドコモ、それからKDDIですね。
ちょっと近しいですよね。本業と関係のある分野ということですね。
そうなんですよ。今、株価はかなり高くなっているので、今から買うのが良いかは少し判断が難しいところです。ただ、当時ソフトバンクが上場した時に、まず公開株を購入したり、その後も買い増したりして、最終的に6億円くらい買ったんです。
ふ〜ん。
これはもう配当が目当てなんです。日本の通信株って配当が高いんですよ。だから、配当を目当てに買っただけで、売り買いはしていないんですよね。これだけでも毎年3,000万円以上の配当があるんですよ。中小企業のインカムとしてはすごく大きくて。たぶんこれ、5年以上保有していたと思います。そして、どんどん積み増していった感じですね。
利回りは5%ほど出ている感じですか?
そうだね。特にソフトバンクなんかは、上場してからずっと株価が上がっていたので、含み益も増えつつありました。最終的にトリニティを売却する時、トリニティを買ったファンドが「こういう運用は必要ない」とのことで、僕が会社の株式譲渡をするタイミングで売却したのですが、その時も3億円弱くらいの利益を得ましたね。
トリニティ時代、自分で運用してた時は10年ぐらいで3億円ぐらい利益が出たってことなんですか? 配当以外でいくと。
そうだね。
それで、今年1年だけでそれと同じぐらいの利益が出てるってことですよね。
まぁ、そうだね。
へぇ。
ただ、これからおいおいお話ししますけれども、実際には元本が少し違うんです。6億円の投資に対してという話と、これからお話しするところはもう少し元本が大きいので、少し違うんですけれども。いずれにせよ、この通信株は今でもおすすめだと思っています。
日本は、やっぱり通信は参入障壁が高いのに、利益がめちゃくちゃ高いという、珍しい国なんですよね。海外はそんなことないんですが、日本は非常に儲かっている会社しかないという状況です。楽天以外は、という話ですが。
うんうん。
そこから始まって、トリニティを卒業しました。僕は考え方として、投資と運用の違いについて少しお話ししたかと思います。トリニティを卒業した上で、日々デイトレードのように「あれが今安くなっているから買って、上がったから売る」といったことに、毎日の時間を費やしたいというわけでもありません。また、ギャンブルをすごくしたいというわけでもありません。
正直なところ、お金を増やしていかないと生きていけないという状況でもないので、安定して運用すること、そして日々の心配をなるべくなくしながら運用していくことが、僕の基本的な考え方なんです。
はい。
なので、それをベースに少しお話ししていきたいと思います。
はい。
これを聞いている人に、僕が投資を勧誘してるとかそういうわけではないので。聞いて「やってみた」という人がいても構いませんが、うまくいくかどうかはその人次第ですので、必ず自己責任で実行してくださいね。
それはそうですね。ちゃんと言っておかないと。
というところで、まずはポートフォリオ、つまり「どんな運用をしていくか」を考えるとき、先ほどもお話ししたように「安定させる」ということが非常に重要になります。一番大切なのは「儲けるだけではなく安定」なので、やはりバランス、分散投資をまず行なわなければいけません。
はい。
これは、投資を少しでも学ぶと必ず言われることだと思いますが、「卵を一つのカゴに入れるな」ということですね。カゴが落ちると全部割れてしまうので、分散投資をしましょう、というのが、一番大切なところです。実際には、以前にも少しお話ししましたが、こうした運用を委託できるUBSという、スイスのプライベートバンクがあります。
ほうほう。
世界最大の資産運用会社であるUBSと、それからSMBC信託銀行、これは三井住友銀行グループの信託銀行ですね。そして、IFA(Independent Financial Advisor)といって、インディペンデントな資産運用アドバイザーの会社でファイナンシャルスタンダードという会社があるんですけれども、まずこの3社をベースにしています。
会社としても、運用を1社に全部預けるのではなく、この3つの会社と取引をして分けていく形にしているんです。
プライベートバンクというのは聞いたことはありますが、これは自分で「どこがいいかな」と探したんですか?
これは、紹介してもらうんですね。
誰から?
以前にもお話ししたかもしれませんが、株式を譲渡する際、基本的に経営者には多額のお金が入ってきますよね。その時にサポートしてくれるFA(ファイナンシャルアドバイザー)がいるんです。その会社が、だいたい紹介してくれるんですよ。「特に使い道がないようでしたら、こういう運用会社がありますよ」といった感じで。
もちろん、紹介料はもらっているでしょうけれども。
そのプライベートバンクとかって、いくらぐらいからお願いできるものなんですか?
一応、この人たちに「言っていいですか?」と聞いたんです。ただ、絶対にこの金額からならできるというわけではないようなので、あくまで目安として、という話なんですが、UBSとかSMBC信託銀行だと、だいたい5億円くらいの資産運用から預かるという形ですね。ファイナンシャルスタンダードは、1億円とかでも対応してくれるんじゃないかと思います。
逆に、大きなところが。
そうなんです。独立系で、かつこの会社は助言するだけなんで、自分たちで資産は直接的には預からないんですよ。UBSとかSMBC信託っていうのは、彼らにお金を預けて一緒に運用していくっていう仕組みなんで、そこがちょっと違うんですよね。
なるほど。
ということで、まず3社に分けていきました。僕自身もさっき言った通り、個別株を少し買ったり、成功体験として、通信株で配当と売却益の両方を得たりしたことはあるんですけど、どんな投資の種類があるのか、実際には全然知らなかったんですね。
なので、これを始めたのが一昨年、2024年の後半なんですけれども、そこからこのUBSだったり、SMBC信託銀行だったり、ファイナンシャルスタンダードだったりの人々にいろいろと教えてもらって学んでいったという形です。
この3社、一つは外資の大きな世界規模でやっているUBS、そしてSMBC信託銀行は日本の三井住友銀行グループ、それとはまた別に独立系の会社ということで、見方とかお勧めしてくるものとかも含めて全然違うので、すごく勉強になりましたね。
ふ〜ん。
僕の印象なんで、その会社を本当に表してるかは別なんですけど、UBSは担当の方がイケイケだっていうのもあるとは思うんですが、もうめちゃくちゃイケイケで。SMBC信託銀行はやっぱ三井住友銀行のグループっていうのもあって、ちょっと固めだけど安心感はある。ファイナンシャルスタンダードは中間ぐらいかな。
なのでUBSとファイナンシャルスタンダードとSMBC信託銀行で、イケイケから固い感じに分かれるかなと思います。
はい。
それで、先ほどの安定性といった話からすると、基本的には分散投資をするんですけれども、中心は債券です。僕の場合、アメリカの国債、それからいわゆる企業の社債をメインにしています。日本の国債は今、金利が少し上がってはいますが、やはり金利が低いんですよね。運用する上ではリターンがあまりにも低いので、一番安定していて金利も高いアメリカの国債を持つ、というのが一つの柱です。
あとは、それに加えて社債をベースにしていく、というのが基本になります。
はい。
なるほど。
なので、そこが一番安定しているんですよね。リスクとしては、その会社が倒産することや、アメリカの政府が破綻することなど、いろんな見方がありますが、アメリカの政府が破綻するっていうことは正直、まずあり得ないでしょう。
考えづらいですね。
世界一の経済国ですし、借金は多いけれども、それを返せるだけの経済力があるので。日本も固いとは思っていますが、先ほども言ったように、利率が低いので、アメリカを選びます。それから社債ですが、UBSとSMBC信託銀行とで持っている社債の種類が違うんです。UBSは、ちょっとチャレンジングな社債を選択してきています。
たとえば、バークレイズとかサンタンデールとか、HSBCなどですね。これらは、海外の銀行や証券会社の中でもトップ、もしくは2番手ぐらいの会社の社債なんです。
ふ〜ん。
社債にもいくつか種類があって、会社が破綻した時に残った財産を分配していく時の順番が後になっているものがあるんですね。後になる分、リスクが高いので、その分、利率が高く設定されています。逆に、先に返してもらえるものは安定していますが、利率は低めです。
ふむふむ。
今UBSとやっているのは、そもそもその銀行業界や証券業界のトップ、もしくは2番手を買っているので、基本そのリスクがない という前提でいて、そうするとだいたい8%から10%ぐらいの利率なんですね。なので結構高いですね。
ちょっとUBSは攻め気味にしていて、SMBC信託銀行の方はいろいろ仕組みがあって、これは僕が指定した社債を買ってもらってるんですね。こっち側はいわゆる「投資適格債」といって、「ここの会社の社債は投資して比較的安全ですよ」っていうものがあるんですよ。それを中心に買ってます。
そうすると利率としては5%前後になるんですね。なので安定している分、利率は低いというもので、ナットウエストとか、INGとか、安定的にやっている会社の社債を買ってます。
その企業としては5%って、結構金利としては高いじゃないですか。
海外(アメリカ)では普通なんですよね。
そうなんですね。海外の銀行はもっと金利が高いんですね。
これは結局、銀行に預けるか、アメリカの国債を買うのが、基本的には一番安全なんですよね。だから、そこが一番安全なんだけど、それよりも高い利率だから、社債を買うわけです。
はいはい。
たとえば今、アメリカの銀行の利率は4%台、アメリカの国債も4%台という利回りになっていますよね。そうすると、それよりも高くなければ、倒産リスクがある民間の会社の社債は買わないですよね。だから、基本的には5%以上ないと買ってもらえません。
買ってもらえないということは、その会社は資金調達ができないわけですから、5%以上は絶対に出すことになるんですよ。
それだけ大きくて安全な会社が、なんでわざわざ高い金利で銀行以外から借りるんですか?
銀行から借りる場合って、僕も上場企業のCFOとかではないから詳しいことは分からないんですが、やっぱり借入の枠があったりとか、あとはコベナンツといって業績が悪くなると一括で返済しなくてはいけないなど、いろんな条件が付いてきたりするんですよね。
なので、僕らみたいな人たちが買うものっていうのは基本的に株ではないから、口出しする権利はないんです。市場から資金を調達する方が、自由度は高くなります。
なるほど。企業側もリスク分散的に、銀行からも借りるし、民間からも入れるし。
そうそう。社債だけで調達してるっていうのはないと思うんですが。銀行から借りたり、こういう民間のところから社債で調達したりっていうところを、やってるんだよね。あとたぶん、銀行から借りるのも結構金利高いんだよ。
ふ〜ん。
銀行にお金を預けてる人に対して4%以上の金利を払ってるわけだから、銀行は企業に貸すときはもっと高い金利で貸してるわけだよね。
なるほどなるほど。
僕は海外でお金を銀行から借りた経験がないので、金利がどれくらいなのかは知らないんですけれども、たぶんこの社債よりも高いんだろうな、と。
そうじゃないと成り立たないですよね。
そうそう。この社債も銀行から借りるのと同じか、こちらの方が安いから市場から調達するんだと思います。
なるほどなるほど。ちょうど中間なんですね。
繰り返しますけれども、社債の一番いいところは、この会社、もしくは国債だったらその国が破綻しない限りは、投資したお金が絶対に返ってくることなんです。100%返ってくる、というのが社債や国債のいいところ、つまり安定している。
だから、世の中の株式市場とか、景気が良くなったり、悪くなったりとか、株価が上がった下がったっていうのと、一切関係がないんですよ。
うん。
ここを、僕の中ではおおよそ半分ぐらいを、社債、国債で占めているんですね。唯一のリスクは為替ですね。
なるほど。
これはもうドルで運用していますので、ドルと円の為替レートによって、僕が投資を始めた時の為替レートよりも円高になっていれば、戻ってくるお金が円としては少なくなります。逆に円安になっていれば、円として最終的に返ってきた時に元よりも増えるという形になります。
ですから、ドル円の為替リスクだけは、若干気になる点ではありますね。ただ、それ以外でいうと、この社債をベースにしている限りは、非常に安定的ですよ、というところです。
うん。
UBSでだいたい15億円ぐらいで、SMBC信託銀行で5億円ぐらいで、さっきのIFAと一緒にやってるので4億円ぐらいっていうので、僕が今運用している資産としてはだいたい24億円ぐらいなんですけれど、約半分ぐらいはそれを国債と社債で分散投資していると。
はい。
もちろん国債も短いの、長いの、中くらいのと、長さによって金利が違うんですね。なのでそういったのを分けながら、社債も先ほど言ったように、銀行とか証券の固めの業界トップで少しリスク高めの債券と、投資適格債で5%ぐらいしかないけれども固いものにするっていう形で社債を分散して投資してます。
これがベースになってるので、まず安定的に必ず収入が入ってくるんですね。これだけでだいたい5,000万、6,000万ぐらいですね。
ということは、残り12億円で3億円ぐらい稼いでるということですよね。
そうなんですね。まず社債で利益を出しつつ、残りの部分については、UBSやSMBC信託銀行もあるのですが、特にUBSには、彼らに完全に運用をお任せする「投資一任」という仕組みがあります。UBSは先ほどもお話しした通り世界最大の運用会社で、その会社にすべて預けて運用してもらうという仕組みなんです。
うん。
そのUBSが、株式だったりいろんなものに投資をしてリターンを得る形にしてくれるんですね。これにはいくつかパターンがあって、リスクを取ってでもすごく高いリターンを得るような商品だったり、堅実にいくパターンだったり、バランス型があったりということで、僕はこれをバランス型にしています。
そうなんだ。
UBSはそれに加えてオルタナティブ投資というのも行なっています。通常、投資といえば株か債券が中心になりますが、それ以外に大きなものとして、金などの現物投資や不動産のようなものがあります。そのオルタナティブ投資の中でUBSが始めたのが、プライベートエクイティというファンドへの投資です。
はいはい。
このプライベートエクイティについてなんですが、リアル経営を長く聞いてくださっている方は覚えていらっしゃるかもしれませんね。トリニティを売却した相手は、プライベートエクイティファンド、PEと呼んだりもしますが、そのファンドなんです。トリニティを売却したのはアント・キャピタル・パートナーズというPEファンドで、未上場の会社を買うのが特徴です。
上場企業を買ったりなど、特に決まった投資対象を持たない、大きめのファンドもあります。それがKKRというファンドで、日本でも最近だと富士ソフトを買収していますね。彼らは企業を買収して、企業価値を高めた後、最終的に売却します。そして、その売却益で利益を得るという仕組みのファンドなんです。
はい。
そもそも、その企業を買収するための資金を投資家から集めて、その一部を販売しているわけです。UBSが僕にこのKKRのファンドを提案してきて、それで5,000万円くらい。5,000万円以上から投資ができるんですよね。こちらとしても分散投資という意味では、世の中の株価がどうこうというのとは関係ない仕組みなんです。
基本的には、この会社が良い目利きをして利益を上げていけば良いという形ですね。
うん。
このPEファンドはすぐに換金できないというのが一つ目のデメリットとしてあります。長期投資になる、ということですね。あとは、ファンドがもし変な企業を買ってしまった場合、その企業が倒産してしまうといったリスクも考えられます。もちろん、KKRは世界でもトップクラスの会社なので「絶対」はありませんが、過去はずっと高い利益を出し続けている会社です。
うん。
SMBC信託銀行にも、完全に投資を一任するわけではないんですが、「DPM」という商品があるんですよ。これは、僕とかなり細かく「どんな配分で運用していきますか?」というのを打ち合わせして決めた上で、向こうのファンドマネージャーが運用してくれる仕組みになっています。
ふんふん。
UBSは、バランス型や特定の種類の金融商品は選ぶものの、具体的な中身については一切口を出さないんです。一方、SMBC信託銀行の場合は、たとえば日本株や金、国債などを組み入れていて、アメリカ株も含め、それらをどれぐらいの割合で配分するかによって、リスクと期待リターンを調整していく仕組みになっています。
個別の株について「この株を買いたい」と直接指定はできないのですが、「だいたい日本株を全体の10%くらいにしよう」「金を全体の5%くらいにしよう」といった配分を決めていく、という仕組みですね。最近は金がすごく伸びたので、金が非常に大きな収益を上げています。たぶん、金で2,000万〜3,000万円くらいで構成されていると思いますよ。
へぇ。
最後になりますが、ファイナンシャルスタンダードのところについてです。ここも半分は社債で運用しています。これも投資適格債で、利回りは5%前後です。こちらは、聞いているみなさんにとっても分かりやすい、Visaカードや、あとはアメリカの携帯会社のAT&T、マクドナルド、オラクル、IBMといった有名企業の社債で、利回り5%ぐらいで運用しているという形ですね。
これは楽天証券で運用しています。ファイナンシャルスタンダード経由で楽天証券に口座を開設し、そこで運用しています。
うん。
あとは、彼らと提携しているETFのような、これも投資一任のようなものなのですが、さまざまなところに分散投資をしてくれるものが2億円くらいあります。先ほどの楽天証券にある社債が2億円くらい、「スマートマネージャー」という、名前は普通すぎてどうなのかなとも思いますが、自動的に売買をしてくれています。
ファイナンシャルスタンダード系では、合計4億円くらいのうち、2億円が社債、残りの2億円がETFのようなスマートマネージャーで運用している、というのが全体の構成ですね。
うん。
細かい話になりますけど、コロナ禍で市場がすごく悪くなりましたよね。僕は感染症だから、絶対どこかで落ち着くだろうと思っていたので、その時からウェルスナビという積立投資を始めたんです。ウェルスナビは、自動のものとしては日本でたぶん一番資産額が多いんですが、ここでコロナ禍からずっと積み立ててきたものがあって、NISAもこの口座で運用しています。
う〜ん。
ここも、毎月必ず一定額を積み立てていく仕組みになっています。こういう会社って、「コツコツと同じ額を積み立てていけば、市場の上下にあまり左右されずに、どんどん積み上がっていきますよ」っていうじゃないですか。実際に僕は2020年に始めて、今6年目ぐらいなんですけど、今見てみると、62〜3%のプラスの利益が出ています。
グラフも出ていますが、それは本当に彼らがもともと言っていた通りの、右肩にぐ〜っと上がっていく形になっていますね。
すごい。
すごく細かい話なんですけど、iDeCoも2万3000円がMAXなんですけど、それを毎月やってます。金額はすごい少ないんですけどね。
なんでやるんですか? これだけ大きいお金を動かしているのに。
まあ、やらなくてもいいんですけどね。iDeCoは、国の制度で、原則60歳まで解約できない長期の積立投資なんです。積み立てた金額が所得から引かれる、つまり所得控除(結果税金が減る)があるのがポイントですね。やったからといって全体が変わるわけではないんですが、これは今っていうよりも、もう昔からやってた。
そういうことですね。
という形で、どうなんでしょうか? 分かりやすかったでしょうか?
でも、大前提として、プライベートバンクとかとつながるくらいのお金がないと、なかなかできないですもんね。
そうだね。
だけど、その先は自分でやれないこともないところもあるかもしれないですけど。
本当は社債とか債券の収入っていうのが日々のキャッシュフローにするつもりなんですよ。そこの利金って必ず入ってくるものなんで、それを生活費に充てますというところだったんだけれども。この投資に運用しているのと別に現金も持ってるので、ずっと換金せず置いてあるんですね。
アメリカにおける貯金みたいな感じのやつでMMFっていうのがあるんですけれども、アメリカの銀行金利と近い形で利子がつくんですね。
うん。
だいたい3〜4%ぐらい利子がつくようなところに置いてあるんですね。最終的な利益なんかも換金して日本の手元に置いてるわけではないんですけれども、このMMFに預けているという形になります。日本の銀行に入れると、少し金利上がったとはいえ0.2%とかぐらいだけれども、アメリカの方は置いておくだけで3〜4%とか増えていくので、今それを置いてあるというような状態です。
ということで長くなってしまったんですが、次回、もうちょっと詳しくそれぞれの分散投資したものがどうなっていったかという話をさせていただきたいなと思います。
さらに詳しくですね。
はい。今度は商品というよりも、実際のリターンですね。
いいですね。
はい。ということで、来週も引き続きお金の運用のリアルをお届けしたいなと思います。それでは来週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
リアル経営|企業経営の成功と失敗。等身大で語る台本なき社長のリアル」
概要欄にこの番組のWebサイトへのリンクを張っております。 感想、メッセージ、リクエストなどそちらからいただければ嬉しいです。
毎週金曜朝6時配信です。ぜひフォローお願いします。
ここまでの相手は、Hossyこと星川哲視と
がじろうでした。
それではまた来週、お耳にかかりましょう。
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