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星川哲視(Hossy)の個人サイト Hossy.org は、これまでの起業・経営・卒業など、さまざまな経験からの情報をブログ記事やPodcastなどさまざまな活動を通じてアウトプットするサイトです。

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Episode 15|「お金のリアル」会社売却で得たお金と税金、その後の資産運用。【Part 2】

【エピソード概要】

会社売却で手にした、一生お金に困らないほどの資産。
その使い道は、高級車や時計といった派手な消費ではなかった。

今回語られるのは、富裕層だけが知るリアルな資産運用の世界。 重視するのは、ハイリスクな「投資」ではなく、元本を減らさない安定的な「運用」である。

なぜリスクを冒さずとも、必死に働いた経営者時代より資産は増え続けるのか?
その答えは、富裕層だけが知る資本主義の「ずるいルール」にあった。

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Podcast:リアル経営」このエピソードに関するご意見・ご感想をぜひお寄せください。今後の配信の参考にさせていただきます。

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    Topic

    オープニング

    Hossy

    「リアル経営|企業経営の成功と失敗。等身大で語る台本なき社長のリアル」

    この番組は私、Hossyこと星川哲視が自らの体験をもとに、経営やその舞台裏などをリアルに語っていきます。

    リアル経営は、毎週金曜日朝6時に配信しています。

    Hossy

    おはようございます。自由人のHossyこと星川哲視です。

    がじろう

    おはようございます。STRKのがじろうです。

    Hossy

    それでは前回に引き続き「お金のリアル」ですね。

    がじろう

    いいですね。

    Hossy

    いやぁ、前回(笑)

    がじろう

    結構リアルでしたね。

    Hossy

    でも、やっぱりそれくらいリアルに言わないと。何かふんわり話してても、聞いている方としても「全然リアルじゃないじゃん」ってなっちゃうんで。

    がじろう

    そうっすね。

    Hossy

    これくらいリアルで面白いんじゃないですか? どうなんですか? 

    がじろう

    めちゃくちゃいいと思います。前回のをもし聞いてない人がいたとしたら、聞き直したら大体計算できるんで。どれくらいHossyさんがもらったか(笑)

    Hossy

    前回も言いましたけれども、税金から逆算してある程度の納税基準額はわかりますけれども、それは株式譲渡の対価とイコールでは全然ないですね。というのだけは注意してもらって。その株式譲渡の対価自体は僕からはお話しできない、というのだけは注意していただければ。

    僕の最終的な手残りというか、手に持っているものと払った税金というのはリアルに前回お伝えしているので、面白く聞いていただけたなら良かったかなと思います。

    お金の使い道

    がじろう

    はい。で、今回は?

    Hossy

    それで、今回はですね、そのお金もらったのどうするの? みたいなところもあるのかなと思いますので、そこについてお話ししたいなと思ってます。実は、このポッドキャストも配信している「hossy.org」そこでブログ記事をちょこちょこ書いたりしてるんです。そこでも書いたんですけれども、実際問題、お金が入ったから何か買いたいとか、あんまりないんですよ。

    がじろう

    Hossyさん、もともと物欲そんなにないですもんね。

    Hossy

    そう。なんかね、また別の回でやれたらと思いますけど、仕事とかに使う機材に関しては、できる限りいいものを買うということにしていて。MacとかiPhoneでも一番いいやつを買うとか、iPadでも必要ないけど最高モデルのProを買うとか、何かそういうのはやるんだけれども。

    たとえば、超高級時計で何百万円もするやつを買いますとかっていうのは全然興味なくて。Apple Watchでも一応Ultraっていう一番高い14〜5万円のやつは買ってるけれども、でも世の中でロレックスだ何だかんだ何百万円というのと比べれば、全然安いじゃないですか。服とか、何か小物のブランドものも特に興味はないので。

    がじろう

    車もあんまり興味ないんじゃないですか?

    Hossy

    そうなんですよね。だから、お金持った人たちがやるのが高級時計と車、フェラーリとかね。ちょっと話しましたけど、そういう人たちもいたりするけれども、そういうのもないので。当面、何か物欲がないので。多少ね、その数万円の物を買うとか、たとえばスーパー行って「(苺の)あまおう」を躊躇なく買うとか。「1パック3,000円でも、買ってしまえ!」みたいな、それぐらいの豪遊はありますけれども。

    何かあんまりこう、何十億っていうお金をそのまま何か使いたい、こうしたいみたいなのがないので。もちろん、これから何か生まれてくることがあるかもしれないし、そういう意味ではわからないんですけど、当面はないということもあって。じゃあそのお金、何かただ置いておいてもしょうがないしっていうこともあるので、資金運用という形を取ろうかなと。トリニティの時は、株式を現物で買ってたんですけれども、そういうのではなくて、運用をしていこうかなと思ってスタートしています。

    がじろう

    ふ〜ん。

    「投資」と「運用」

    Hossy

    よく「投資」っていうのと「運用」っていうのを、ちょっとこう自分の勝手な定義として分けていて。

    がじろう

    ほう、面白い。

    Hossy

    「投資」っていうのは僕の定義ですけれども、安く買って高く売るみたいな。株とかがそうだけれども、下がった時に買って上がった時に売る。もしくは、何か「この会社はいい会社なのに認められてなくて株価が低迷してるけど、必ずこの後、成功する」っていうので安く買って高く売る。この差が利益になるよね、みたいなのが投資というのがあるとして。

    これはどちらかというと稼ぐためにはハイリスク・ハイリターンが多いのかなと思ってるし、元手のお金がなくなっちゃうこともあり得るぐらいのところを「投資」と僕の中では思っていて。今回は、使い道はないけれども無くしたいわけでもない。あとは、自分が日々トレーダーみたいな感じになって「株価が下がったから、この瞬間にこの株買って、上がったからこの瞬間にこれを売って」みたいなのをやるのは、人生において(トリニティを)卒業して、そういうことをやりたいわけではないんです。

    実際問題、今もらっているお金、手元にあるお金で働かなくても、これから生きていくのに一切不安ないという状態ではあるんで、何かこう一気に稼いでやろうみたいなのはないので、置いておくよりはいいよねっていうことで行なう、これを「運用」という定義にしていて、「投資」と「運用」で言ったら「運用」をしようと思っています。

    がじろう

    うん。

    プライベートバンクとの関わり

    Hossy

    僕も今回初めてですけれども、いわゆるプライベートバンクみたいなのがあって。最近すごく、特にビジネス系のメディアとか、最たるものとして日経新聞とか—電子版であろうと紙面版であろうと—読んでいる人はすごくよく話題に出てくるので知っていると思いますけれども、前回言ってたような富裕層って増えてるんですね、どんどん。

    がじろう

    うんうん。

    Hossy

    その富裕層向けのビジネスで、銀行も含めてすごく増やしていってるんですね。ビジネスチャンスがあると思って。普通の銀行とはまたちょっと違う、そういう富裕層向けのビジネスをしているのがプライベートバンク。基本的には会社によっていろいろ違うんですが、最近はハードルをちょっと低くして、超富裕層よりも富裕層も狙うっていう形であったりとかするんですけれども。

    前回お話ししたように、金融資産1億円以上が富裕層、それを超えて5億円以上になると超富裕層。基本的にはこのプライベートバンクというのは、もともとは超富裕層を狙ってた会社で、5億円以上の資産を持っている人に対してサービスをすることが多いんです。

    僕も今まで会社やってましたけど、5億円以上の資産は持ってなかったので、こういうところとは関係なかったんですけれども、今回こういった形で多少の資金ができて5億円以上を持つようになったので、こういうプライベートバンクっていうところとお付き合いするようになりまして。僕がお付き合いしているのはUBSというですね、これスイスのプライベートバンクなんですけれども、一応今、世界最大手ですね。

    がじろう

    すみません、そのUBSっていうのはどうやって探したんですか? 向こうから声をかけてきたんですか? それとも何か、検索で「プライベートバンク」みたいに? 

    Hossy

    紹介です。

    がじろう

    え、どういうところからそういう紹介が来るんですか?

    Hossy

    これはですね、言っちゃうと、前回ちょっとお話しした、トリニティの株式を譲渡・売却する時のファイナンシャルアドバイザーの会社があって、そこの紹介ですね。

    がじろう

    なるほど。

    Hossy

    結局ほら、会社を売る人のアドバイスをする場合って、いくらでこの人が売っていくら収入があるって、実際にわかるじゃないですか。わかった上で、別にだからそれを情報漏洩するという意味じゃなくて、じゃあ、たとえば僕もそうだけど「すぐに使い道ない」っていう人に対して、「こういうプライベートバンクとかありますよ」みたいなのとかは紹介して。

    リアルな話で言えば、多少紹介料をもらうと思いますね。

    がじろう

    なるほど。プライベートバンクって言葉は聞いたことあったけど、自分からそれを探すっていうイメージつかなかったんで。

    Hossy

    そもそも知らないしね。言われるまで知らないから自分から探そうってならないですよね。

    がじろう

    そういう紹介があるんですね。

    Hossy

    そうそう。いくつか紹介してもらった上で、最終的にプライベートバンクとしては、このUBSっていうのと、あと三井住友銀行のグループのSMBC信託銀行。ここの2社とプライベートバンクとしてお付き合いさせていただいてます。

    がじろう

    僕、人生で初めてカーディーラー行った時にびっくりしたんですよ。大学生の時にカーディーラー行ったらジュースが出てきて。「ジュース出てくんの!? お店に行っただけなのに!」みたいな。そんな感じでいくと、プライベートバンクに入ったら、これまで受けたことないようなサービスがあるんじゃないですか。

    Hossy

    今まで受けなかったっていう意味では、たとえばF1レースの招待とか、そういう人たち向けのイベントって結構あるらしいです。僕は結局行ったことないですけど。言われても「大丈夫です」みたいな(笑)

    僕は行かないんですけど、何かそういう富裕層向けのイベントっていっぱいあるらしいです。

    がじろう

    なるほど。

    Hossy

    でも何かね、そういうお金持ちだけの集まりに行って、何かいいことあるかなとかね。僕はなんかそういうハイソサエティな社会に馴染まないなとか思うんで、そういうご紹介いただいても行ったことはないんですけど、一応そういう金融サービス以外のサービスは色々あるらしいですよ。

    たとえば子供がいたら海外留学でこういうところご紹介できますとか、何か由緒正しいどうこうとか、そういうのはあるらしいですね。

    がじろう

    このリアル経営のネタが尽きた時、潜入してほしいですけどね(笑)

    Hossy

    どんな世界かね(笑) 確かに! そういうサービスもありつつ。

    がじろう

    はい。

    Hossy

    UBSという世界最大手、これちょっとややこしいですけど、UBSってスイスの会社で、日本では三井住友信託グループと提携してサービスしてるんですよ。

    がじろう

    ほう。2口座持っているけれども、結構近しいんですね?

    Hossy

    僕がちょっと今言いたいややこしさは、三井住友信託と、今僕が言ったSMBC信託って、SMBCって三井住友銀行グループなんですよね。

    がじろう

    はい、そうですね。

    Hossy

    だけど、今言ったUBSと一緒にやっている三井住友信託と、SMBC信託は別物なんですよ。

    がじろう

    はいはい。

    Hossy

    めちゃくちゃややこしい。初めて知った。

    がじろう

    はい。

    Hossy

    SMBCは三井住友銀行なんだけれども、三井住友信託とは無関係。ややこしいですね。名前ちょっともう変えた方がいいんじゃないかなっていうぐらいに微妙にややこしい存在なんですけれども。これ、トリニティの回の時にも言いましたけど、基本的にはどんなことも、個人でもビジネスに限らなくても、何か2社以上の会社と付き合って、どっちのサービスの方がいいのかとか、そういったのは比較すべきなので。

    プライベートバンクとしては、このUBSとSMBC信託の2社でいろいろ話を聞いて教えてもらいながら、両方に聞いて条件のいい方にしたりっていうのはやっています。

    がじろう

    うん。

    Hossy

    もう一つ、IFAって、これも最近ちょこちょこ聞くようになってきてるのかなと思いますけれども。個人向けだとよくファイナンシャルプランナー、FPみたいなのがあると思うんですけど、こっちはファイナンシャルアドバイザーの中で、Independent Financial Advisorと言って、IFAというですね。

    これはどっかのグループに属していない独立した金融関係のアドバイジングをしている会社の1社とお付き合いをして、3社でやっています。ここも独立してるんで、またちょっと独立した意見をもらえるということもあって、僕の全体の資産をそれぞれにちょっと割り振って、それぞれでいろいろ運用しているという形にしてます。

    債券運用の魅力

    Hossy

    もうちょっと具体的なところに行くと、これ、がじろうは何か投資とか運用みたいなのは何かしてるんですか? 

    がじろう

    一切やってないですね。事業投資のみ。

    Hossy

    僕、さっき運用って言ってたと思うんですけれども、特に富裕層なり超富裕層なりが一番安定的にやる運用って何だかわかりますか? 

    がじろう

    国債とか、米国債とか。

    Hossy

    まあ、そうだね。はいはい。一番にやるべき運用を、さっき言ったようなローリスク・ローリターンでいいから、ローリスクでやろうっていうのは、やっぱり債券ですね、株式はやっぱり上下するんで、ハイリターンだけれども、やっぱりハイリスクなので。「債券」っていうのを運用するのが一番安定的にやれるものなんです。

    さっき言ったように、この株式市場がどうこうとかを日々追いかけるような時間の使い方、人生の生き方というのは僕は望んでないので、運用でいうと「債券」っていうのが一番適してると僕は思ってます。ローリターンなんだけれども、ここが一つポイントなんですが、母数が多ければローリターンでもそれなりのお金が増えるようになるんですね。

    がじろう

    ふんふん。

    Hossy

    たとえば、大体ね、債券の運用でいうと、まずちょっと大きく分けると、日本円でやるのか、アメリカドルでやるのかによって全然違って。今はちょっと、どう転んでも日本の国債で運用するのはさすがにリターンが小さすぎてできないので、ドル建てにするんですけれども。アメリカ国債ですね。

    それで、考えると、アメリカ国債って今大体4%台なんですよね。4%台って、株からするとやっぱり少ないんですよ、株式投資からすると。4%台って、実際「100万円私持ってます」って、たとえばちょっとよくして5%ぐらいを目指すとして、5%って100万円でいうと5万円じゃないですか。1年間で5万円増えます。

    がじろう

    月4,000円とか。

    Hossy

    これが、母数が「1,000万円あります」となれば、単純に50万円。でも、母数が1億円になると500万円じゃないですか。

    がじろう

    生活できますね。

    Hossy

    そうなんですよ。前回もちょっとお話ししましたけど、株式投資っていうのは20%税金なので、20%取られたとしても400万円じゃないですか。400万円の手取りがあるって考えれば、もちろんお金持ちとは言わないけれども、それなりにいいんじゃないですか。だって、年収400万円の人っていうのは、実際の手取りはもっともっと少ないのでね。

    社会保険とか色々引かれるんで。1億円でも500万円なんだけど、10億円持ってたら5,000万円じゃないですか。

    がじろう

    えぐいな〜。前回の時に「超富裕層は5億円」って言ってましたけど、超富裕層だったらもう2,500万円もらえるんですね。

    Hossy

    そう。で、10億円で5,000万円になると、さっき言ったように20%税金払っても4,000万円じゃないですか。

    がじろう

    そっか、給料の5,000万円とまた違うんですね。

    Hossy

    そうそうそう。ほぼ4,000万円現金としての手取りがあるって、いわゆる会社員だったり役員でもいいんですけど、普通に所得税としてかかる場合で考えると、やっぱりね、8,000万円とか、そういう年収がないと無理なんですよ。逆算して計算すると。なんで、10億円で5%っていうローリスク・ローリターンのものであったとしても、僕がトリニティを辞める時が、大体5,000万円ぐらいの役員報酬で、額面ね。

    ってことは、ここからいろんなものを引かれていくわけで、結構な税金を払うわけなんで、手取りってもっと全然少ないですよね。それが、4,000万円いきなり手取りなんでって考えると、本当に額面で8,000万円以上になってくる。なので、10億円を運用するだけで、自分がトリニティで頑張って働いて、一生懸命やってきた1年間の収入よりも大きくなっちゃうんですよね。

    がじろう

    しかも債券だから、元本割れってないんですよね? 

    Hossy

    そう。すごく簡単に言っておくと、債券というのは「国債」国が発行してる債券っていうのと、「社債」いわゆる普通の会社が発行する債券。ちょっと他にも実はあるんだけれども、いったん大きくこの2つに分けられて。国の債券だと、日本だと日本の国債、アメリカだとアメリカ政府が出している米国債があって。

    もちろん国が発行している、かつ日本やアメリカみたいな経済大国の債券というのは、その国が破綻しない限り、必ず運用としてのお金はもらえて。基本的には期間が決まっているものばかりなんですけれども、期間が終わったら必ずそのお金の100%を返すという仕組みなんですよね。

    がじろう

    はい。

    Hossy

    なので、最大の、まず大きな債券のリスクって破綻なんです。国が「これ、ブラジルとかアルゼンチンとか、よくわからない国の国債はさすがに払えません」って言ってくることはあるんで、基本的な考え方は、リスクとリターンっていうのが必ず連動するんですよ。これは投資詐欺とか何かそういうので、もう本当にこの原点を必ず頭に置いておいてほしいんですよ。

    「すごく儲かるのは、絶対にすごくリスクあるんですよ」っていうのをちゃんと頭の中に置いておかないと、「すげえ儲かる」って言われて、「そんなに儲かるの。だったらやる」ってなっちゃうじゃないですか。

    がじろう

    うん。

    Hossy

    だけど、ハイリターンっていうのは絶対ハイリスクです。そんなわけがない。もしくは違法か(笑) 特に国債っていうのは、基本的にはその国が破綻しない限りは必ずその利金といって、つまり決められた元本に対する利率がもらえたり。

    ちょっと仕組みとして細かいこというと違う仕組みもあるんですけど、いったん決められた利率があって、それを必ず毎年なり、分割で支払う場合もあるんですけどもらえて、その期間が終了したら必ずその金額が返ってくるっていうのが債券なので、非常に安定しているし、発行体をちゃんと選べばかなり安定性が高い投資になります。

    がじろう

    はい。

    Hossy

    というところで、先ほど言ったように日本国債ってやっぱりまだ利率が低いですね。1%とかそういう形なんで、さすがにじゃあ10億円使って1,000万円ってなるわけです。だけれども、米国債で4%とか。あと、アメリカの社債、一般の企業が出しているやつで。一般の企業は危ないじゃないかとなるんだけれども、一応そういう格付け会社っていうのがいくつかあって。

    で、その中でも格付けが高い、「投資に適格だよ」っていう財務状況とかビジネスとか、長い間のこの会社の状況を見て、格付けのランクが高いところだけを選んでおくと、実際にはそこが発行体として倒産したりというのはほとんどないと言ってもいいぐらいの安定性があるので。先ほど言ったように、母数の金額が大きければ、この債券っていうのが一番いいと僕は思っています。

    がじろう

    う〜ん。

    Hossy

    ちょっとね、一応嘘をついたり信憑性のないこと言っちゃうとよくないので、軽く調べましたけれども、アメリカの国債、日本国債はもちろん破綻したことがないのは間違いないんだけれども、さっき言った格付けが高い「投資適格債」っていうのだと、アメリカでいうと2001年から2024年の間に、投資適格債の発行体が「払えません」ってなったことがあるのは0.1%。

    つまり、0ではない。0ではさすがにないんだけれども、でもそれで考えると、2001年からでいうと、いろんなことがあったんですよね。リーマンショックとか。

    がじろう

    確かに。コロナも。

    Hossy

    それがあっても0.1%で。社債でも利率が高いやつがあるんですよ。10%くらいのやつとかもあるんですよね。で、10%になると、10億円払うと1億円。毎年1億円入ってくる。「すごいじゃん!」ってなるでしょ? だけど、さっき言ったように、やっぱり利率が高いってことは、逆に言うと、利率高くないと買ってもらえないから利率が高いんですよね。

    なので、リターンが高くなってるイコール、リスクも高くなってるんですよ。

    がじろう

    うん。

    Hossy

    さっき、社債の方が一番いい格付けで、やっぱり5%ちょっとなんですね。国債よりも高いのは、国債はどんなことがあっても信用性高いじゃないですか、政府が発行してるから。それよりも利率を高くしないと買ってもらえないから、もし政府が4%台だったら自分たちは5%出さないと買ってもらえないじゃん、と。なんで5%なんだけど、リスクが高い会社って、当然だけど5%では買ってもらえない。

    がじろう

    そうですね。

    Hossy

    いい会社が5%で出してるんだから、みんなそっち行きますもんね。

    がじろう

    安心な方に。

    Hossy

    そう。高いってことはその分払えなくなるリスクというのがあるから利率も高いので、そういうのを「投機的格付債」っていうんですけれども、そっちだと、やっぱりさっきの2001年から2024年だと3.94%、4%くらいは「払えません」ってなって。

    がじろう

    結構高いですね。

    Hossy

    紙くずになっちゃうっていうのがあるので。基本的にはやっぱり、この投資適格債にして5%ちょっとぐらいで、さっきの10億円が、たとえば20億円にすれば1億円じゃないですか。母数が大きければ、毎年1億円入ってくるわけですよね。税金引かれても8,000万円手元に入りますってなるんで、やっぱりこの債券運用っていうのが一番いいと僕は思ってます。

    がじろう

    うん。

    Hossy

    ちなみに、5%でさらに収入があったものを再投資するじゃないですか。どんどん複利でやると、14年ぐらいで2倍になるんですよ。

    がじろう

    え〜っ。

    Hossy

    こういう法則がありまして。

    がじろう

    てことは、Hossyさんが、20年かけて汗水垂らして働いて頑張ったことが、14年寝てたら同じ額入ってくるてことですか? 

    Hossy

    そう(笑) 寝てたらというか運用してたらね。

    がじろう

    必死に頑張ったのに、14年寝たら2倍になる、と。

    Hossy

    というところで、基本的にはこの債券を中心に運用しているのと、債券とやっぱり株式だと、長い目で見た時には全然リターン違うんですよ。株式って長い目で見たら、今のところは絶対市場は拡張拡大していて。株式はもちろん、銘柄の選別は別として、日経平均とかNASDAQとかS&Pみたいな市場全体でいうと、必ず伸びるんですよ。

    これ、ちょっと僕の意見だけじゃないし、マジョリティの経済学ではそうなっているはずなんですけど、人口が増えていくうちには必ず市場も増えていくという基本的な法則があるんですよね。これもちょっと一応調べたんですけれども、やっぱり人口はまだまだ増えていって、2080年ぐらいまでは増え続けると。

    がじろう

    へぇ。

    Hossy

    それで、約103億人になったらその後縮小していくと推定されていて。それで言うと、まだまだ人がどんどん増えていく。人が増えると買い物をする、消費って増えていくので、消費が増えれば物が売れるようになってくるので、需要が拡大していく。そこに対して市場が拡大していくので、人口が増えると人口ボーナスみたいなので。

    日本も昔、高度成長期というのは人口がガンガン増えていって、どんどん景気が良くなったんですね。今、人口が減ってきたんでね、ちょっと落ち着いちゃったんですけれども。でも、これからインドとかアフリカとか、これから人口が増えていく国があるので、需要がすごく拡大する。

    がじろう

    うん。

    Hossy

    需要も拡大する一方、働く人も増えてくるわけです。なので、そこに対して生産量が増えていくし、これから、AIの時代ですけれども、まだまだ人間が何か新しいビジネス、新しいことをやっていく母数は増えていくので、何かイノベーションも起きるかもしれないというところで、一応、さっきの債券もやりながら、先ほどの投資に対して「投資一任」—プライベートバンクに「いったんこれぐらいのお金を預けるんで、投資してみてください」—を一部だけやってます。

    それを8対2ぐらいの比率にして、大枠長い目で見た形で運用して、普段はあんまり気にしない、っていうのをやっています。

    為替リスクと金持ち優遇の仕組み

    Hossy

    最後に1個だけ。リスクは1個だけあります。最大のリスクは為替レートです。

    がじろう

    ああ、なるほど。

    Hossy

    ドルで運用しているので。たとえば、前にトリニティの回でも話しましたけれども、1ドル100円で買ってた時に投資した場合に、たとえばですよ、ちょっと極端な例で言えば、1ドルが10ドルまで増えました、となるじゃないですか。100円で買って。そうすると1,000円になってるわけですよね。10倍になってる。

    がじろう

    そうっすね。

    Hossy

    ただ、為替レートがもしも1ドル50円だったら、日本円に戻す時に半分になっちゃってるんで、500円になっちゃうんですね。なので、為替レートで運用開始した時よりも円高になると、自分のリターンは減っちゃうんです。

    がじろう

    なるほど。

    Hossy

    日本円にした時のリターン。そこだけはちょっと気になるけれども、これは為替レートっていうのは誰にも読めない。どんな有名なアナリストとか経済学者とかでも、絶対為替レートを当てられる人っていないんですよ。なので、これはしょうがないと思って。

    普段、一喜一憂せずに安心して暮らしながら、さっき言ったように仮に10億円投資してたらね、5,000万円ぐらいの収入あるし。正直10億円以上を運用に回しているので、自分が現役で一生懸命、1年間365日、20時間ぐらい考えて、働いて「もっとこれやらなきゃ」ってやってきたよりも、何もしてないのに収入があるっていうのが、結論、金持ちはより金持ちになって、働いてもないのにお金が増えていくっていう、ずるい社会の仕組みがあるなと思いました。

    がじろう

    気づいたと。

    Hossy

    そう。この社会の仕組みがおかしいって話で言うと、これ今、税金が結局少ないんですよね、働いた時よりも。ずるいわけじゃないですか。1年間一生懸命働いた時は、マックス55%まで税金取られるのに、働いてないで、お金持ってるっていうだけで収入を得てる人は20%しか取られないんですよ。これ、僕は今この立場になってわかったんですよ。ずるいなと。

    がじろう

    うん。

    Hossy

    しかも、もう1個言うと、これ、よりずるいなってみんな思うと思うんだけれども、この株式なり金融の投資っていうのは、仮想通貨とかFXと違うんですけど、この債券投資とか株式投資って「分離課税」って言って、普通の所得税の課税対象にならないんですよ。

    がじろう

    ふん、ふん。

    Hossy

    つまり、さっき20%でいいって言ったんですけれども、所得税の課税対象じゃないんで、社会保険料がかからないんですよ。

    がじろう

    へ〜!

    Hossy

    さっき言った所得税とは別に社会保険料を払うじゃないですか、年金とか健康保険とか。でも、この株式なり債券運用の投資で得た所得には社会保険料がかからない。分離課税って、普通に働いたもののお金じゃないから。

    がじろう

    社会保険上では無職の、働いてない人っていう。

    Hossy

    そう。収入0なので、変な話、住民税非課税世帯になりかねない、っていう非常にずるい仕組みになっているんですね。

    がじろう

    うん。

    Hossy

    僕は一応エウレカスタジオっていう、スマホのゲームの会社をやっているので収入あるんですけれども、投資なり、こちらの分離課税されている所得だけの人は、全然、社会保険料を払わないんですよ。というひどい仕組みなんで。これは「お金持ち優遇」と言われても仕方ないし、お金持ちはより金持ちになる。

    社会保険料も払ってないでのうのうと生きるっていう仕組みになってる、というあたりですかね。

    がじろう

    このリアル経営を聞いていれば、みんなもう経営がやりやすくなり、お金持ちになり、そっち側に行けると(笑)

    Hossy

    トリニティの強みの回をよく聞いていただいて、売り方とか、どうやって差別化するとか、そういうのはトリニティに限らないので。あのやり方聞いてもらって、こういうふうな形のゴールに来るのがいいのかは、ちょっとわからないんですけれども、こういう社会の仕組みがありますというところで、「金持ちはずるい」と。

    がじろう

    はい(笑)

    Hossy

    でも、その金持ちが望んでるんじゃなくて、社会の仕組みがそうなっているというところをリアルとしてお伝えして、今回は終わりにしたいなと思います。

    がじろう

    あ、すみません、これ、リアルをすごく大事にしているのに、さっき僕、ちょっとリアルじゃないことをしゃべっちゃって。「何も資産運用してない」って話したんですけど、500円玉貯金はやってたなと思って(笑)

    Hossy

    なるほど(笑)

    がじろう

    それだけはちょっとリアルを大事にしてるんで、言っておこうと。

    Hossy

    はい、というわけで、また来週は違うテーマでやらせていただきますので、今週も聞いていただきありがとうございます。

    がじろう

    ありがとうございました。

    Hossy

    また来週よろしくお願いします。

    がじろう

    よろしくお願いします。

    エンディング

    Hossy

    「リアル経営|企業経営の成功と失敗。等身大で語る台本なき社長のリアル」

    概要欄に、この番組のWebサイトへのリンクを貼っております。感想、メッセージ、リクエストはこちらからいただけると嬉しいです。

    がじろう

    毎週金曜朝6時配信です。ぜひフォローお願いします。

    Hossy

    ここまでの相手は、Hossyこと星川哲視と、

    がじろう

    がじろうでした。

    Hossy

    それではまた来週、お耳にかかりましょう。

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