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経営や趣味、時事などのブログ記事や、Podcastの発信を日々行なっています。ニュース登録をしていただければ、更新情報を配信していきますのでお気軽にご登録ください。(広告を配信することはありません)
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【エピソード概要】
今回は、トリニティのブログ「トリログ」に込められた想いをひも解く。
創業から約20年、3,000記事以上を書き続けたブログは、単なる情報発信ではなかった。ファンを生み、採用を変え、年間300万PVを集める「会社の資産」へと成長していく。
なぜ社員全員がブログを書くのか? なぜ「ブログを読んでいない応募者」は採用しないのか? そして、SNS全盛の今でも、自社メディアにこだわる理由とは。
情報発信をしている人はもちろん、会社のブランドづくりや採用に悩む人にも、新たな視点が見つかるエピソード。
「Podcast:リアル経営」このエピソードに関するご意見・ご感想をぜひお寄せください。今後の配信の参考にさせていただきます。
「リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
この番組は、私、Hossyこと星川哲視が自らの体験をもとに、経営やその舞台裏などをリアルに語っていきます。
リアル経営は、毎週金曜日朝6時に配信しています。
おはようございます。自由人のHossyこと、星川哲視です。
おはようございます。STRKのがじろうです。
このシリーズはいつ終わるかわからないぐらい、当初の予定よりだいぶ長引いてますが、毎回お伝えしているように、こうした「余談」こそがAIには決して真似できない部分なんですよね。話が脱線する中で、僕自身のこれまでの経験などが自然と溢れ出てくるので、AIが突如として語り出せるような内容ではないわけです。
うん。
これこそが「人間がしゃべっている意味」だと思うので、引き続きいろいろな話をしていこうと思います。
逆に楽しみです。
まだまだトピックはありますが、一つ目のテーマとしては、トリニティのブログですね。「トリニティブログ」略して「トリログ」という名前で、2006年に創業した時からブログを続けているんです。
かなり長いですね。
最初の頃は僕だけが書いていたんですけれども、確か僕の記憶が正しければ、1回チャレンジとしてある年は毎日僕が書き続けたこともあるぐらいです。
そもそもブログをなぜやるの? というところからお話しすると、企業のウェブサイトや製品ページというのは、基本的にはかっちりした文章できれいにまとめられているじゃないですか。
はい。
そういった情報は、カタログのような形式できれいにまとめられているのも良いとは思うんです。ただ、そうした表面的な部分ではなくて、もっと「裏側」にあるストーリーなんですよね。まさにこの「リアル経営」もそうですけれど、単に完成された製品を紹介するだけでなく、その背景にある想いや苦労した部分を発信していきたいんです。
うん。
本当は言いたいけど、そればっかり言うと製品のカタログとしては成り立たないから、一定の分量で終えているんだけれども、本当はもっと伝えたい想いがある。そうした裏側のストーリーを発信する場所として、ブログが適していると思ったんです。
う〜ん。
あとは僕自身のことですね。初期の頃は「僕(Hossy)=トリニティ」という側面も強かったので、僕の考え方や、海外での体験、展示会の様子などを発信してきました。
そういう人間らしさやストーリーを伝える場として活用してきました。当時はブログを自ら書く人も多かったですしね。
でも、ビジネスとしてはBtoBがメインですよね?
ビジネスとしてはBtoBだけれども、実際はBtoBtoCです。最終的なお客さんはコンシューマーですからね。BtoBだと企業と企業の間で完結するじゃないですか。コンサルティングもそうかもしれないけれども、コンサルは多少なりともクライアントがC向けに商売を行なうための支援だったりもするので、そういうところはありますけれども。
たとえば何かのシステム開発であれば、その業務システムっていうのはBtoBで提供してそこで終わりだけれども。我々の製品はスマートフォンやパソコンを使っているユーザーの手元に届くものなので、やはりBtoBtoCですね。
なるほどなるほど。そうですね。C向けでブログを書く企業は結構あると思うんですけど、実際はBtoBtoCだからってことなんですね。
そうそう。だからB向けというか、量販店とか流通の人たちに見てもらう内容は書いたことがないですね。やはりその製品やブランドを好きになってもらうということが、この発信の大きな大きな目的なんですよね。最終的にファンを作ることが、我々が発信する目標です。製品カタログだけを見てファンになる人は、そう多くないと思うんですよ。
まあそうですね。
どんなに良い製品でも。製品のカタログじゃなく、誰がどういう思いで作っているのかを知ることで、やっぱり好きになったりするんですよね。「この人が作っているならこの製品も良いだろう」となると、もうファンとして数えてもいいと思っています。
trinity.jpのサイトを訪れても、製品情報を見るだけではファンはできないと思っています。製品の裏側にあるストーリーや、先ほどお話ししたような背景が見えてくると、「あれ、この人たち面白いな」と感じたりしますよね。好きになる要素というのは、やはり裏側のストーリーや、内側の固くないところの発信が重要なんだろうなと思ってます。
人間味ですね。
そうそう。そういうのってすごく重要なんじゃないかなと思ってます。ということで、ブログはずっと僕自身も書き続けていました。すごい短いのもあれば長いのもあって、確か3,000記事くらいは書いているんですよ、僕がね。
1人で? ほう〜。
19年ほど続けてきました。後半は社員全員で書く形にシフトしたので、僕が書く頻度は減りましたが。
365日で割っても8年以上かかる計算ですね。
さっき言ったように年間365回書いてたこともありましたしね。今でもトリニティのサイトにブログ記事としては残っているので、書いている人ごとにソートできるので、気になる方は見てみてください。
はい。
僕自身はずっと書いていたんですけれども、社員が増えるにつれ、僕以外の人は社内でいろいろな仕事をしているわけじゃないですか。売る人もいれば、作る人もいれば、それを知ってもらうマーケティングの人もいれば、お客さんのサポートをする人もいれば、発注して輸入して出荷する人もいる。我々でいうとオペレーションという人たちです。
いろいろな関わり方をしている人がいて、我々の製品が成り立っているので、社員全員で書いていこうっていう形に変えていったんですね。
はい。
これは制度として、基本的には全員が書きます。だいたい2週間に1回ぐらい順番が回ってきて、ちゃんとタスクを振られて書くようになったんですね。
はい。
書きたい人もいれば、書くのはあんまり得意じゃない、という人もいたり。文章が苦手な人にはインタビュー形式にしたりとか。そういう形で、いろいろなトリニティの内側のストーリーが出てくるのが、お客さんからすると面白いんだろうなと思ってます。
うん。
仕事以外の話、たとえば旅行へ行ったとか、何かにハマっている話でも構いません。たぶんこの業界では他の会社はやってなかったと思います。ブログっていうのがあっても、新製品の紹介などが多くて。毎日必ず更新されて、どんなことでも書いていくっていうのはこの業界では珍しかったかもしれません。
へぇ。
やり続けて、100万PVを超えてきて。僕の記憶が正しければ、年間では確か300万PVは超えたと思うんですよね。そうすると、小さいメディアと変わらないぐらいのページビューを稼いでいたんですね。トリニティのサイトは元々は製品を紹介するサイトでもあるんですけれども、ブログのほうが圧倒的に流入が多くなっていきました。
へえー、すごい。
途中から開発メンバーが、絶対にバズるというか、PVを稼げる記事を見出したんです。それを書くとアクセスが確実に伸びるという内容ですが、何かわかりますか?
わからないですけど。新しいiPhone情報とかですか?
そうそう。余談だけれども、トリニティは当然新しいiPhoneが発売される時には新製品をお店で買える状態にしています。
はい。
ということは、どんなiPhoneが出てくるかは当然、知っているんですよね。春ぐらいにはもう知っているんですよ。だけどそれをリークみたいにして、みんなが知らないから小出しにしてアクセスを稼ごうっていうのはポリシーとしてやってなかったんです。
ふんふん。
だから僕らもその3,000ぐらいの記事を書いている上で、秘密情報を事前にバラすみたいなことはやってないんですよ。それはやっぱりAppleが正式に発表した時に、世の中の人たちがそれに驚いたり「いいね」ってならないと。知ってるものが出てきたらそんなおもしろくないじゃないですか。
確かに。
以前ちょっとね、このPodcastでも言った、やっぱり発表会へ行って「これ出ますよ」ってわかってるものを見てもおもしろくない。現実に世の中にはリークがいっぱい出てるんで、最近は「こういうの出るな」と思いながら見る人が多いのかもしれないけれども。
特に我々はAppleが好きでやっているというところもあるので、そういう事前のリーク情報を流すというのはやらないと決めていて、発表してから出しますっていうようにしているんだよね。
はい。
ただ、僕らは当然iPhoneの細かい差異はわかるんですけど、一般の人から見るとその差がわからない場合が多いんですよね。たとえばiPhone15と16って何が違うの? って。見た目の話ね、機能じゃなくて。色が違うとかそういうのはあるかもしれないけれども。
今のiPhone17はカメラの部分が大きく変わったので「何か変わったね」とか、iPhone Airは全然今までと違う形なので、その違いはさすがに一目瞭然だとは思います。しかし、メインのiPhoneシリーズにおいては、iPhone15と16の細かな違いなどは、一般的にはなかなか判別がつかないものなんですよね。
うん。
ややこしいことに、iPhone15と16でケースは同じものが使えないんですよ。見た目はまったく一緒なのに。でも画面側の保護フィルムとか保護ガラスは共通して使用できる場合があるんですね。そこで、開発メンバーが見出したのは、そこを図面とともに解説することなんです。
何が使えて、何が使えないのかという点ですね。
そうですね。図面もしっかりと公開して、ここのRの形状が異なるとか、ボタンの配置が2mmほどずれているとか。そうした細かな差異をAppleの発表から間を置かずに発信するんです。やはり「ケースはそのまま使えるのか?」や「フィルムは共通なのか?」といった点が判別できないんですよね。
うん。
そういう情報というのは、なかなかネット上には出てこないんですよね。でも僕らは、自分たちで製品を作っていますから。他の一部のメーカーだと、中国で完成したものを買い付けているだけだったりするので。そうなると細かなサイズや寸法の3Dデータといった部分にはタッチせずに、「iPhone◯◯用のものが準備できてるから、何個か仕入れるね」といったような大雑把なやり取りという進め方になってしまって、中身がよくわからないんですよ。
その点、僕らは設計の段階からすべて自分たちでしっかり絡んで行なっているので、開発メンバーが0.1mm単位の細かな差異まで全部把握しているんです。そこを図面とともに詳しく解説すると、世の中の人たちにとっても非常にわかりやすいんですよね。これがキラーコンテンツとなって、毎回アクセスが集中しました。開発チームの大きな強みになりましたね。
これ、社内でも競い合ってたりしてたんですよね?
そうなんですよ。開発やマーケティングのメンバーは、自身の年間目標にも組み込んでいるんです。ただ、僕らはゴシップを扱っているわけでも、先ほどお話ししたようにリーク情報を流しているわけでもないので、決してPV至上主義というわけではありません。
しかし、やはり多くの方に見ていただけるかというのは重要です。結局のところ、基本的には検索を通じてサイトを訪れますよね?
うん。
いつも見てくれていれば「そろそろトリニティから新情報が出るな」と、見てくれるかもしれませんが、基本的にはやはり検索からの流入ですよね。検索結果の上位に表示されてクリックされるというのは、世の中の人が求めているものを発信できているということなんですね。
うんうん。
ユーザーが求めている情報があって、そこからクリックして訪れて、さらに滞在時間が長いと、Googleとしても「このコンテンツを提供すればみんな満足するね」という評価になるんですよね。だから、何を書いてどれくらいのPVを稼ぐのか。
ちょっとマーケティングの話になりますが、ブログから入ってきた人が製品ページへ移動して、予約や購入まで繋がってくれるのがベストです。なので、このコンバージョンや、サイト全体の滞在時間ですね。
はい。
一つの記事を読んで満足して終わりではなくて、「お、こんなことも書いてるんだ。他の記事もチェックしてみよう」と、サイト内を回遊してもらう。あとは滞在時間であったり、最終的なコンバージョンといったあたりを指標に据えて、どうすればそれを実現できるのかを模索していくわけです。
他のメンバーは、まずはタスクとして2週間に一度くらいのペースで執筆を続けていく。そうした取り組みの中で、最終的に「ブログ王」という仕組みが誕生しました。
ほう。
なんとなく取り組んでいるわけではなく、しっかりとアクセス総数を伸ばしていきましょうという目的がありました。上位3名ほどには何か特典を設けていたはずです。賞品の内容は時期によって変遷しましたがインパクトが大きかったのは、宝くじ10,000円分ですね。
えーでかい。
そう。当たれば億みたいな。
そうですね、夢がありますね。
Amazonギフト券だと、いつまでも10,000円の価値のままじゃないですか。でも、宝くじならもしかしたら「億」。そうとう夢があるよねっていうことで、10,000円分の宝くじをプレゼントする、みたいな取り組みも行なっていましたね。
でも、先ほどの話だと、キラーコンテンツを見つけた開発チームが一番有利ということになりますよね?
そうなんですよね。最初の頃は結局そうなってしまったので、いろいろと仕分けをした記憶があります。それはそれとして分けないと、やっぱりずるくなってしまいますからね。
あとは、しっかりと書いている人と提出が遅れてしまう人もいるので、真面目に取り組んでいる人が報われないといけないよね、ということで、皆勤賞のような形で、継続して投稿している人にも賞を出すといった工夫も行なっていましたね。
うん。
ブログはそうした形で進めてきました。副産物としては、社員採用の時に「ブログを拝見して、とても面白いと感じました」と言ってくださる方が非常に多いんですよね。
へえー。
やはり、毎日違うメンバーがそれぞれに記事を投稿していくので、社員がどのように取り組んでいるのかが伝わるんですよね。一般的な企業であれば、基本的にはマーケティングや開発の担当者が執筆するケースが多いと思うんですけれども、我々の場合は本当に、普段の日常といった部分まで見えてくるので。社内の様子が把握しやすいということもあって。
入社する前というのは、基本的にはどのような会社なのか、よくわからないものじゃないですか。
うん。
そういった部分も垣間見えますから。やはり、採用の場においても「ブログを見ました」といった話しになることが多いですね。
やっぱり20年間毎日コツコツ続けられるって強いですね。
そうですね。約20年間ずっと毎日というわけではないですけどね。後半は社員みんなで分担して更新を継続していましたが、初期の頃は、そこまでの頻度ではなかったですからね。
いやぁ、すごいですね。メディアぐらいのアクセス数があって、採用にも繋がってるし。
逆に採用の場面では、ブログをチェックしていない人は基本的にお断りしようと思っていて。
えっ、そうなんですか?
だって考えてみればさ、自分がこの会社で働きたいと思ってWEBサイトを見て、ブログコンテンツが日々更新されているのに、ブログを見ていなかったら「この会社に入りたいんじゃなくて就職したいだけでしょ」ってなるわけですよ。
そうですね。
この会社に興味がないんだな、となってしまいますよね。今の時代は求人サイトなどで、条件に合わせてチェックボックスを「ポチ、ポチ、あ、良さそう、ポチ、ポチ」とクリックするだけで、簡単に応募できてしまうじゃないですか。
うん。
以前お話ししたように、待遇面が比較的いいじゃないですか。なんとなく楽ができそうとか、良さそうな会社だなといった理由で応募ができてしまうんですよね。大企業であれば、とにかく人数が必要だという理由で採用することもあるかもしれません。
しかし、僕らのような少数精鋭で活動しているところは、単にイメージが良いからというだけでなく、「ここで何を実現したいのか」という思いが重要です。たとえば「自分もスマートフォンを使っていて、以前から製品を購入していたので、実はトリニティの製品づくりに携わりたいと考えていました」といったようなね。
うん。
そういう人たちは基本的にウェブサイトをチェックしますし、サイト内でもブログがトップコンテンツとして数多く並んでいるわけですよ。それなのにブログを見ていないとなると、やはり少し厳しいかなという思いもありまして。採用の際にもブログを見ているか確認して、「見てます」と答えられたら、具体的にどの記事が良いのかをさらに深掘りして聞くようにしています。
聞かれるんですね、ちゃんと。
そうそう。最新の情報だけチェックしていた、といった部分で、採用時にも明確な差が生じてくるんですよね。現在のトリニティにおいては、以前ほどブログに重きを置かなくなったようです。日々の更新も、今はもう行なっていないみたいですね。
ふーん。
これは良い悪いではないので、別にダメだと言いたいわけではないんですけど、今はもうやっていないみたいなので、これを聞いて「ブログを見ました」と言っても、採用においてはあまり効果がないかもしれませんね。
だけど、トリニティに限らずすべての会社は絶対プラスになりますよね。そこの会社のことを調べていたら。
いや、僕は絶対プラスになると思いますね。現在は僕が直接関わっているわけではないので、どのような方針で変更されたのかはわかりませんが。社長の洋平がnoteなどに時々書いたりしているようですね。
これも良い悪いではないんですけれども、個人的には、自社のプラットフォームにコンテンツを載せることが重要だと思ってます。
う〜ん。
やはり、自社のドメイン内にコンテンツを蓄積していくほうが重要だと思ってます。たとえばnoteや、はてなブログなど、これまでにもいろいろなサービスが流行しましたよね。しかし、そうした外部プラットフォームに熱心に投稿を続けていても、もしそのサービス自体が終了してしまったら、これまでの大切なコンテンツもすべて消えてしまうわけですよ。
そうですね。
しかし、自社のドメイン内で運用を続けていれば、そのコンテンツはずっと自分たちの資産として残り続けますから。今はnoteが流行っていますけれども、個人的にはそこに投稿する意味をあまり見出せないんですよね。
個人の活動であれば、有料設定なども容易に行なえるので、「ここから先は100円」といった形で収益化もしやすいのでしょう。ただ、企業が情報を発信する場としてnoteを活用するのは、自社の財産形成という観点から考えると、少し疑問に感じてしまいますね。
う〜ん。
流行り廃りがやっぱどうしてもあるから。
そうですね。
今はnoteがいいかもしれないけど今後は変わるかもしれない。
それこそ昔はアメブロとかでしたからね。
そうそう。アメブロとかありましたね。まあ今も存在はしているんでしょうけれども、最近はもう耳にすることもなくなりましたよね。それこそ、はてなブログなどもそうでしたし。SNSにしても、昔はmixiがあって、毎日欠かさず日記を綴っている人たちがたくさんいました。
しかし、そうしたコンテンツをどこか別の場所へ移管できたのかというと、実際は難しかったりするわけですよ。そうなると、何年にもわたって積み上げてきた自分自身の財産が、すべて消え去ってしまうことになりますからね。
確かに。
そういう背景もあって、このPodcastも自社サイトを通じて配信するようにしているんです。一般的にはSpotifyやAppleといった既存のプラットフォームを利用するのが手軽なので、多くの人がそうすると思うのですが、もし仮にそういったサービスが突然終了したり、あるいは急に有料化されたりした時に、自社でコントロールできないと非常に困ってしまいますよね。
うん。
でもこれは自社で配信して、自社からSpotifyやAppleや、今だとAmazon、YouTubeに自社で配信しているから、流行り廃りが変わっても別に問題ありません。ということで、がじろうさん。このブログのあり方について、何か感じることはありますか?
コツコツと続けること自体が本当に凄いですし、このシリーズでずっと感じているのが、売上げの話ではないことです。
はいはい、そうですね。
でも、継続することで膨大なアクセスを稼いだり、それが採用にまで結びついたりというお話は、やはり基盤となるビジネスが非常に好調な中で、さらにコツコツ努力を積み重ねることで、より一層強固なものになっていく。お話を伺っていて、まさに素晴らしい好循環が生まれているんだなということを強く感じましたね。
そうですね。我々のサイトはECサイトではないので、記事一つで直接的なコンバージョンを稼ぐといったことは重視していません。どちらかというと、ブランディングという側面が大きいです。
ただ、ブランディングというのは「この記事でファンが何人増えた」と即座に測れるものではありません。多くの企業のウェブサイトを訪れると、メニューにブログやニュースといった項目がありますよね。そこが全然更新されず、最新の投稿が2年前だったりすると、「この会社、本当に活動しているのかな」と不信感を抱いてしまうと思うんです。
う〜ん。
社長ブログなんて項目があっても、全然更新されていないケースってありますよね。最初はやる気があって1、2記事ほど頑張って書いているのに、その後がパタリと途絶えているような。個人的な感覚ですけれど、その会社の製品を買いたいとは思わないんですよね。
一度掲げた約束を果たせない会社は、企業の根底にある思想として他の部分にも表れてくる気がして。まあ、あくまで僕個人の感想ではありますけどね。
うん。
ニュースがすごい古い会社と、ブログって書いてあるのにブログ記事が全然書かれていない会社の製品は、基本的には買わないです。
ふ〜ん。
というわけでですね、がじろうさん、大変です。
はい。
ブログの話しかしていないんですけど。
そうですね。また来週違う話題を。
長年にわたり、3,000記事以上書いたので思い入れもありますから。制度としてはみんなで書いて、書いた分の集計があって、宝くじ10,000円分がもらえるという、ちょっと普通と違う面白さも含めて、まあユニークな制度かなと思います。今週はブログについてのお話だけで終わりということで、また来週も違う話題でお話できたらなと思います。
はい。
それでは、また来週よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
「リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
概要欄にこの番組のWebサイトへのリンクを張っております。 感想、メッセージ、リクエストなどそちらからいただければ嬉しいです。
毎週金曜朝6時配信です。ぜひフォローお願いします。
ここまでの相手は、Hossyこと星川哲視と
がじろうでした。
それではまた来週、お耳にかかりましょう。
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