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経営や趣味、時事などのブログ記事や、Podcastの発信を日々行なっています。ニュース登録をしていただければ、更新情報を配信していきますのでお気軽にご登録ください。(広告を配信することはありません)
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【エピソード概要】
満員電車での通勤、猛暑の中での無理な出社。多くのビジネスパーソンが「当たり前」と受け入れている働き方に対し、トリニティはまったく異なるアプローチで組織を設計してきた。
20年前、創業当時のフルリモート体制という先見性。通勤時間を極限まで減らすためのオフィス周辺居住戦略。そして猛暑という環境変化に対応した独自のワークスタイル。その取り組みは単なる福利厚生ではなく、会社が持続的に成長し、利益を生み続けるための「環境設計」という経営思想に基づいている。
さらに、「健康経営」という言葉の本質にも迫る。認定取得への苦闘、喫煙という個人の嗜好にまで踏み込む厳格な禁煙ポリシー、そして「健康でなければ業績は上がらない」という揺るぎない信念。その考え方は、人事評価や採用基準にまで一貫して反映されている。
働き方の常識を根底から問い直す、組織論の真髄がここにある。
「Podcast:リアル経営」このエピソードに関するご意見・ご感想をぜひお寄せください。今後の配信の参考にさせていただきます。
「リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
この番組は、私、Hossyこと星川哲視が自らの体験をもとに、経営やその舞台裏などをリアルに語っていきます。
リアル経営は、毎週金曜日朝6時に配信しています。
おはようございます。自由人のHossyこと星川哲視です。
おはようございます。STRKのがじろうです。
はい。前回はトリニティのユニーク制度についてお話ししました。働く日と休む日のメリハリをつけて、休むときはしっかり休もうということで、一般的な会社よりいろいろな形で休みの日が多かったりする、というお話をしました。
ただホワイトというわけではなく、会社として存続できる利益は稼いだ上で、しっかり休むときは休みましょうという思想です。「ホワイトでいいですね」という感じとはまたちょっと違うというのを、最後の最後に少しお話ししました。
はい。
話を最初から始めると、起業した時というのは、各自、自宅でやってたんですよね。
フルリモートみたいな感じだったんですね。
20年前からフルリモートだったんですよ。
最先端ですね。
そう。今はね、フルリモートといったっておかしくないし、まあ実際、僕が今やっているエウレカスタジオというゲーム会社はフルリモートなので、1ヶ月に1回しか会わないし、みんな自宅でやってるっていう感じなんですけど。僕らトリニティは、最初からそうだったんですよ。
ふうん。
洋平が入ってきたときに、オフィスが欲しいというのがあって、すごく小さなオフィスを作ったんですね。
一番初めの、その前のゲーム自体がフルリモートですもんね。
うん、そうそう。それで言うとね。
面白い。
オフィスは構えたものの、当時は大阪に住んでいるメンバーもいましたね。以前話したゲーム仲間だったハンドルネームなんですがダグラス。まあ、洋平が来た時にオフィスは作りました。その上で、新しく採用活動をする際に「できる限り通勤はさせたくない」という考えがあって。洋平も最終的には新座市まで引っ越してきてくれたんですよ。
はい。
僕がトリニティを起業する前の会社は、最初の頃はずっと池尻大橋に勤めてたんですよ。あと祐天寺。今、副都心線があったりして祐天寺ってそんなに行きにくくないんだけれども、当時は副都心線もなかったんで。志木駅から池袋駅へ行って、池袋駅から渋谷駅へ行って、渋谷駅から東急東横線に乗って通っていたんですけど、1時間半かかったんですよ。
結構かかりますね。
そうそう。それで、1時間半かけるとどうなるかというと、往復で3時間ですね。だから、夜、仕事して9時ぐらいになってくると、今から帰ると家に着くのが10時半を過ぎてしまうんです。それで、朝また1時間半かけてくるわけですね。だから、帰るのは無駄だなと思い始めてくるわけですよ。
3時間は大きいですね。
9時を過ぎてから帰宅して食事をするよりは、こっちで食べてしまったほうがいいな、と。帰宅すると11時半を過ぎてしまいますし、次の日は朝は7時過ぎには出なければなりません。そんな生活を続けていると、「これは帰らないほうがいいな」と思うようになり、よく会社に泊まっていたんですよ。
はいはい。
僕はね、別にいいんだけれども。それはそれで面白かったから。だけどまあ、なんかこう通勤は嫌だなっていうのがあって。さっき言った通り、起業時はフルリモートの自宅だから、寝ようと思えばすぐ寝られると。仕事してて、もうダメだっていったら寝るみたいなのができたわけですよね。寝る寸前までできるっていうね。朝起きた瞬間にまた仕事ができる、通勤時間ゼロだからね。
そうした経験から、通勤時間を極力減らしたいという考えに至りました。埼玉県新座市というところにオフィスがあったので、このそば、もしくは公共交通機関を使わずに会社に来られる人には、20,000円払いますという制度を作ったんですね。
ふうん。
そうすると、会社のそばに引っ越してくるインセンティブがあるわけじゃないですか。
うん、確かに。
20,000円もらえるし、それで自分は近くなるからいいわけじゃないですか。たとえば遠くだったら会社って基本的に交通費を払うわけじゃないですか。だから、その分を払わない分、本人に渡して、それで埼玉に来ると、東京に比べると家賃が安いんですよね。
はいはい。
だから、家賃が安くなりつつ、しかも20,000円もらえるから、すごくいい部屋に住むこともできる。もしくは、貯金することもできる。っていう形で、いわゆる住宅手当みたいなところがあるんだけれども。ちなみに、トリニティが途中で、「カーサトリニティ」っていうマンションを買ったんですよね。そのワンルームの部屋なんですよ。家賃は55,000円です。
おー、その内の20,000円は大きいですよね。
ということで、会社のそばに来てもらうっていう話と、おいおい出てくるんですけれども、会社のそばに来ていると、いいことがいろいろありますと。一つ目は本当に、通勤の苦労がないっていうところがあるし、さっき言った通りお金ももらえて、埼玉で家賃も安いところに来られるっていうところもあるし。
たとえばコロナの時なんかでも、通勤でね、満員電車に乗って会社に来るっていうのがないわけじゃないですか、会社のそばにいると。
うん。
歩いてくるなり、自転車ぐらいで来るから。だから人と濃厚接触せずに会社にも来られるしとかね。やっぱこう、近いといいんですよ。僕はちょっとさっき言ったように、寝る10秒前まで仕事をするぞ、なんて昔はやっていましたけどね。今、会社のそばにいる人だって、たとえば8時まで残業しちゃったと思っても、8時5分に家に帰れるわけだから、やっぱりいいですよね。
うん。
そういう健康的なところもそうだし、コロナみたいな突発的なこととか、災害もそうですよね。たとえば大きな地震が起きて、家までが電車で1時間だったら、電車が止まったら帰れないですよね。
大震災の時もあったと思うんだけれども、やっぱそういうのもないしっていうことで。会社としては交通費を払わない分を払いますよ、みたいなところでやってまして、半分ちょいくらいは会社のそばに入社時に引っ越してくる場合が多い。
ふ〜ん。
洋平も新座市に来て。トリニティのザイオンの最寄りである志木駅は東武東上線の駅なんだけれども、志木駅に行くまでの途中の道に面してるところに住んでいたんですよ。だから、みんな出社する時に電車の人は必ずそこを通るんですよ。
へえ。じゃあ僕も通ってたんですね。
そう。だから、洋平の家をみんな見ながら、洗濯物を見ながら、会社に行ってたんですよ。
なるほど。
それで、朝の通勤時とかに、営業のメンバーが電話とかしてると、もうそれが毎日聞こえててうるさいと言っていました。ちょっとその後、彼は駅の反対側に移ったりして、家も買ったりしてたんだけど。まあやっぱり、持ち家があったり、すでに配偶者と住んでて自分の都合だけで引っ越せないっていう人もいたので、半分以上くらいは会社のそばだったけど、という中で、今度来るのが熱中症ですね。
ここ数年は本当に暑いじゃないですか。
はいはい。
なので、熱中症がすごく話題になっていく中で、結構、ザイオンの周りもなんか暑いんですよ、本当に。それで、これはやばいなというところもあったので。元々トリニティはフルリモートができてる前提で始まっているので、クラウドベースでデータとかをやり取りしているので、基本はローカルに置かないっていうルールにしているのもあって、リモートワークがしやすいんですね。
はいはい。
暑い中での通勤は熱中症のリスクがありますし、たとえ無事に出社できても、暑さで疲弊して仕事モードに入るまでに時間がかかってしまうこともありますよね。そうした状況を踏まえて、一定の気象条件のときには、各自でリモートワークを選択できるようにしたんです。行きたい人は出社してもいいんですが、基本的には自分で働き方を選べる「リモートワーク推奨デー」を設けました。
気温が何度くらいになったら適用されるんですか?
ちょっと変遷があるんですけど、最初は30℃といった気温を基準にしていました。ただ、実際の体感温度とは少しズレがあるなと感じていて。そこで今は、暑さ指数(WBGT)という指標を採用しています。これだと湿度なども加味されるので、より正確に熱中症の危険度を判断できるんですよね。それを基準にするようにしました。
へえー。
これはね、2023年くらいの時に始めたんだけど、世の中がだんだん「これやばいね」ってなってきたタイミングだったんですよ。なので、これはすごい新しい制度として、ものすごくメディアに紹介されましたね。
へえー、すごい。
確か、初年度は気温でやってたんだけど、実際やってみたら、リモートワーク推奨デーって確か1日か2日しかなかったんだよね、その頃。暑かったのに。まあそれでね、さっき言ったように、指標を変えたんだけど。だからすごい取材がいっぱい来て、「実際何日リモートデーになったんですか?」みたいになって。「実際は2日とか1日だっけ?」みたいになると、取材側が急に「あ、あ〜、また今度」みたいな(笑)
向こうの求めてるものじゃなかった、みたいな。でも、指標を変えてからはそれなりに発生して、テレビや新聞なんかも含めてかなり紹介されましたね。
ちなみに僕、農業もやっているんですが、仕事柄、暑さから逃げられないんですよね。なので僕の解決策は、明日も朝4時には現場に出ることなんです。
朝早くして、気温が上がる前になんとかしようと。
いや、徐々に体があったまっていく方が、体が慣れていくんですよ。
あ、じゃあ早く終えるわけではなく、やり続けなきゃいけないの?
もちろん、暑い日は早めに切り上げられるように工夫はしてるんですけどね。ただ、9時半ごろから作業を始めてしまうと、30分もしないうちに倒れそうになっちゃうんですよ。
暑すぎて。
そうそう。それで、30分でぶっ倒れて、手がしびれ出して。それでこれやばいなと思って他の農家の人に相談したら、「いや、そんなもんやろ」みたいな。
「そんなもんやろ」って(笑)
それでいろいろ調べていったら、朝早くからスタートするとまだマシみたいな。そういうわけで、今はそんな感じでやっていますね。
見えないとダメなの? 逆に夜作業して、日が出てる時は休んだらダメなの?
夜は見えないですね。
やっぱ見えないとできないの?
そうですね、その設備が。
いや、どういう作業してるのか今わからないで言っているけれども、日が落ちてから作業始めて、日が出るまでに終えていれば、夜も暑かったりはするけれども、日が出てる時と比べれば圧倒的に涼しいでしょ?
まあまあ。
たとえば機械で植えるなり刈るなりは、ライトしっかりつけてガーって回るとかしてはダメなの?
まあ、ライトは絶対必要で、東京ドーム1.5個分の広さが40ヶ所ぐらいに分かれてるので、夜間工事のすごい煌々と明るいやつを持ち運べばいけるのかもしれないですけど。
なんか機械使ってやるの?
機械使うこともありますし、草刈りとかだったら、まあ夜はできないですね、うるさいから。
ああ。
まあだけど、それで、基本は本当にやばくなったら午前中で終わるんですよ、もう12時とかで終わるんで。もう7月8月は1日6時間か6.5時間ぐらいしか働かないみたいな。
うん。
そんな感じで、春とか秋の涼しい時にちょっと多めに働こうぜみたいな。そんな感じですね。
今どきだとそれこそドローンとか飛ばして、光を上から当てて明るくしてやるとか、そういうのとかもありそうだけど。
あとはコストとの兼ね合いですね。
まあね、だけどほら、人間が倒れちゃうコストは結構高いじゃん。
まあそうですよね。まあ、売価をもうちょっと上げられるかどうかが勝負かなとは思いますね。
はい、ちょっと余談になりましたけれども、そういったあたりで、次にいきます。
リモートワーク。
リモートワークも今は本当に普通にやってると思いますけれども、トリニティは元々そういう基盤がありました。それに加えて、自分たちが暑さを体感しているという点も大きいです。
大企業の経営層や部長・役員クラスの方々は、車で送迎されるため、自ら道路を歩いて出社する苦労を知らないのかもしれません。僕らは身をもってその暑さを知っているからこそ、こうした制度を設けることができたのだと思います。
あ、ちょっとガチで余談なんですけど。
はい。
上場企業の、まあそれなりに結構大企業の社長って運転手つけてるじゃないですか。
ああ、ねえ、そういうイメージがある。
あれ何故か知ってます?
え?
お金があるからだけじゃなくて、聞いた話によると、大企業の社長は責任が重すぎて、自分で運転してたら気の迷いでパッといかないように、運転手をつけているそうですよ。株主から「死ぬことは許されない」という意味で運転手をつけているみたいな話を聞いたことがあります。
そうですね。自分で運転するのは確かに危ないですし、やはりちゃんと職業運転手にお任せするのが安心、というのはあるとは思うけどね。ただ、それなら電車で通勤すればいいじゃないかという話になってしまいますし。
確かに。
まあ、「電車に飛び込む」なんて話もありますけど、それ言い出したら何だってリスクはありますよね。結局のところ、庶民と同じ満員電車に乗らないための口実なんじゃないかな、なんて思っちゃいますけどね。
納得させるための、もっともらしい口実だったのかもしれないですね。
そうそう。結局、社員が健康でなければ会社の業績も上がっていかないですよね。有給休暇をとってリフレッシュするのはもちろん大切ですが、逆にネガティブというか体調不良で働けないような状況が続くと、会社全体の業績を維持するのも難しくなってしまいますからね。
うん。
前にお話ししたウェアラブル端末の「weara」を始めた時に、「予防医療」の話を少しさせていただきましたよね。病気になってから治すのが普通の医療なら、病気になる前に対処しようというのが予防医療です。健康を維持するためには、やはり運動・食事・睡眠が不可欠ですよね。
そうした健康の大切さを再認識する中で、「会社として何ができるか?」と考えた時に、ちょうど「健康経営優良法人」という認定制度が登場してメディアに取り上げられていた時期だったんです。
はいはい。
制度が始まった直後ではなかったんですが、「きちんと申請して認定されれば、会社として社員の健康にしっかりコミットしている証になるんじゃないか」と考えたんです。wearaを手がけている会社が、ちゃんと「健康経営優良法人」を実践している姿を示すべきだと思い、この取り組みに参加することにしました。
うん。
これね、結構難しくて、200から300くらいの項目をクリアしていかなきゃいけないんですよ。会社としての制度を整えたり、就業規則に明記したりといった準備も必要になります。
ですから、就業規則の改定をはじめ、この取得を起点にスタートした取り組みも多いですね。認定にはものすごく細かい項目があって、項目ごとに点数が決まっているんです。それらを総合して、一定の点数に達すれば認定されるという仕組みなんですよ。健康経営優良法人の認定自体でいうなら、ちょっと取り組めば合格できるラインなんです。
はいはい。
それで、せっかくやるならばその中でも全国の企業の中でトップ500がブライト500という、その健康経営優良法人の中でもトップの500社に与えられるものがあるんですよ。
それで、そこまで目指そうと。ということで、特にそういうチームを作って、その人たちが頑張って、こういうことやらなきゃいけない、ああいうことやらなきゃいけないっていうのをやっていって。2023年、2024年とかは全国の企業のトップ500に入ったんですね。
へー。
これがね、なかなか難しいんですよ。点数をね、教えてはくれないんですよ。
ほう。
たぶん全部集計して、その上位500社が選ばれるという仕組みなんですよね。
うん。
この制度、上位500社が選ばれる仕組みなんですよ。たとえば僕らが2023年に認定されたとしても、2024年に同じ取り組みを続けて点数が変わらなくても、あくまで相対評価なので、自分たちより高い点数の企業が増えれば、順位は自動的に繰り下がってしまうわけです。
そうですね。
なので、2023年、2024年までは「ブライト500」に選ばれていたんですが、僕が関わらなくなった2025年は、「ネクストブライト1000」になってしまったんですよね。
ふうん。
上位にどんどん入り込んでくるんですよね。
でも、580位や530位あたりの会社は、絶対にもうひと頑張りしますよね。
そう。でも、具体的に何位なのかまではわからないんですよ。
あ、そうなんですね。
そうなんです。ブライト500という枠に選ばれたのはわかりますけど、それが499位なのか2位なのかまでは公開されないんです。
なるほどなるほど。だからこそ、そのネクスト1000の人たちは「来年こそは」ってなりますもんね。
そうそう。時代的に健康経営優良法人っていう称号を取ろうっていう会社がすごい増えてきてて、毎年応募も増えてきているので、ハードルがどんどん上がっていくんですよね。
う〜ん。
でもまあ、本当にトリニティはネクストブライト1000になってるけれども、ただそのブライト500取ってた時から後退してるわけではないんだよね。
うん、同じ状態なんですね。
だから順位が下がったからといって、良い取り組みを止めたわけでは決してないんですよ。ただ、より多くの企業が上位にランクインするようになったので、以前と同じ取り組みを続けていても、相対的に順位が下がってしまったという状況ですね。とはいえ、今も継続して健康経営優良法人には認定されていますし、上位にはしっかりと食い込めているので、そういった形でやっています。
はい。
あと、話は少し変わりますが、大きなハードルとまではいかないものの、一つ課題としてあったのが「喫煙」についてですね。
ほうほう。
僕は、実は、26歳まではタバコ吸ってたんですよ。
はい。
風邪を引いたときにタバコがまずいと感じて、そのまま止めたんです。それ以降、まったく吸っていません。
はい。
基本は会社も禁煙だったし、トリニティにはさらに独自のルールがあって、会社のそばでも禁煙。会社の外に出ればいいでしょう、というのもダメ。
なんでダメなんですか?
道端で吸ってるのもまず邪魔じゃないですか。
邪魔。え、それは副流煙じゃなくてもう見た目が?
まあ副流煙もそうだし、イメージ悪いし。
だけどBtoCじゃなくてBtoBですよね。
いや、それは関係ないですよ。周りには民家も多いですしね。まあ、あまりこの話を長引かせるつもりはないのですが、そもそも喫煙のための離席を「休憩」と呼べるのかどうか、という問題もあるわけじゃないですか。
確かに。
ですから、業務時間中はダメですよね。さらに通勤時間も、志木駅や他の駅からザイオンまでの道のりは、万が一の際に会社が労災で補償する範囲になるわけじゃないですか。つまり、会社の保護下にいるという考え方なので、その間はタバコを吸わないでほしいと伝えているんです。
へえー、すごい。
というのをルールにしたんですよ。
うん。
普通の会社は、喫煙所を設けて「ここで吸ってください」となりますよね。
うん。
そもそも喫煙所は作っていないですし、「外ならいいだろう」といった理由で吸うことも認めていません。自宅を出てから会社に到着するまでの間もダメなんですよ。
厳しいですね。
まあ、隠れて吸われたら正直わからない部分もありますが、一応会社としてのルールはダメ。それに、「健康経営優良法人」の認定を目指すうえでも、喫煙者がいること自体がダメなんです。
うんうん。
でも喫煙者が数人いたんですよ。それで、相談をいろいろしてきました。だけどやっぱ吸い続ける人もいるわけですよ。それで、一応トリニティは、健康にコミットする上で喫煙は「百害あって一利なし」と。初期の頃は実は一利くらいあるかもねって言っていたのは、「タバコで落ち着く」という意見もあって。
うん。
ですが、その後の論文を調べてみても、落ち着くとか、ストレス解消などの科学的な根拠は、実はあまりないことがわかってきました。むしろ喫煙者のほうがうつ病のリスクが高い、といったデータも出ているくらいです。もちろん、中にはどうしても止めない人もいましたけどね。トリニティには「評価ポイント制度」というのがあって、いろんな角度から評価してポイントを付与します。
うん。
そこに、非喫煙インセンティブというのがあって、タバコ吸ってない人は査定が上がるんですよね。
ふーん。
吸ってる人は変わらず、吸わない人が上がります。
うんうん。
そういう形で制度化しているんですよ。
すごいですね。
そうなんです。お昼休みにランチへ行くじゃないですか。お店によっては喫煙可能な場所もありますが、そこで吸ってくるのも禁止にしています。やはり嫌な匂いが残ってしまいますからね。
Hossyさんもかつては吸っていたからこそ、そこまで強く言えるのかもしれないですね。
そうなのかな。
僕は吸わないので、吸う人の気持ちがわからない分、そこまで踏み込んでルール化できるというのは本当にすごいなと感じます。
社員を採用するときの面接があるじゃないですか。その時に、喫煙・非喫煙のチェックマークがあって、基本的には喫煙者の採用は控えています。
うわあ、それはすごいですね。
前回トリニティの応募の話をしましたけれども、喫煙してる人は、今吸っているんですけど御社に入社する際に必ず止めます、と宣言すると、かなり印象が良くなるという裏技を共有して、今回は終わりにしたいと思います。
はい。
まだまだ終わりが見えていないので、このシリーズは続いていきますということで、また来週もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
「リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
概要欄にこの番組のWebサイトへのリンクを張っております。 感想、メッセージ、リクエストなどそちらからいただければ嬉しいです。
毎週金曜朝6時配信です。ぜひフォローお願いします。
ここまでの相手は、Hossyこと星川哲視と
がじろうでした。
それではまた来週、お耳にかかりましょう。
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