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経営や趣味、時事などのブログ記事や、Podcastの発信を日々行なっています。ニュース登録をしていただければ、更新情報を配信していきますのでお気軽にご登録ください。(広告を配信することはありません)
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【エピソード概要】
全社員がニックネームで呼び合うトリニティ独自の企業文化。
その風変わりな風習は、いかにして生まれ、なぜ今も定着し続けているのか。
外部とのやり取りで直面する意外な弊害と、それでもニックネームを使い続ける理由。
そして、社内の場所やシステムにまで徹底して貫かれた、ある映画に由来する「命名の法則」とは。
単なる呼び名の違いに見えるその仕組みは、組織の空気や人間関係、そして会社の価値観そのものを形づくっていく。トリニティ流のユニークな制度の裏側から、強い企業文化が生まれる理由を探っていく。
他社にはないトリニティの「ネーミングのリアル」を紐解く。
「Podcast:リアル経営」このエピソードに関するご意見・ご感想をぜひお寄せください。今後の配信の参考にさせていただきます。
「リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
この番組は、私、Hossyこと星川哲視が自らの体験をもとに、経営やその舞台裏などをリアルに語っていきます。
リアル経営は、毎週金曜日朝6時に配信しています。
おはようございます。自由人のHossyこと星川哲視です。
おはようございます。STRKのがじろうです。
前回まで長々と「ブランドストーリーのリアル」についてお話ししました。その中でも、失敗に終わったウェアラブルデバイスの「weara」については思い入れがあり、さまざまな紆余曲折を経て、世の中には出ていない内容までお話ししましたね。これでブランドの話はだいたい終わりということで、今日からは新シリーズを始めます。
シリーズになるのかどうかは、話を進めてみないとわからないのですが、よく聞かれるニックネームのことや、「トリニティって、普通の会社にはないような制度があるよね」といったところとか。
確かに。
ちょこちょこ聞かれることもありますし、この「リアル経営」の企画で「こんなのってどうですか?」と話していた時に出てきたものもいくつかあったので。たぶん、1回ではちょっと収まらないでしょうから、2回か3回になるかもしれませんね。ちょっと面白いんじゃないかな、他にはないんじゃないかな、という制度をご紹介していければと思っています。
楽しみです。
まずは、ニックネーム制度ですね。これは本当によく言われますし、実際どうなんでしょう? 世の中にニックネーム制度がある会社がどれくらいあるのか、正直調べたわけではないのでわからないんですけれども。僕が知っている範囲では、ニックネームが必ずつけられて、それで呼び合うという制度としてしっかり定着している会社は、僕の知る限り周りにはないですね。
あります? がじろうの周りに。
僕は1社知ってますね、他のところでも。
じゃあ、入社時にニックネーム決めて、みたいな?
そうです。どちらかというと、そこはベンチャーだったんですよ。ベンチャーとかがやっぱりアメリカとかの制度を入れて、あまり固くならずに意見交換できるようにみたいな形でやっているところはあるとは思うんですけど。実際、僕の近いところでいくと1社だけですね。
なるほど。ちょっとその話は後で聞いてみたいところがありますが、まずはトリニティのニックネーム制度というところですね。
洋平が来た回でもちょっとお話ししましたが、元々ゲームで知り合ったというところが始まりの始まりに少しあって。僕は比較的にね、「星川」という本名がありつつ、そこで「Hossy」というのは、そこまでかけ離れているわけでもなかったと思うんですよね。ただ、ゲームから一緒に入ってきて創業の頃にいたのが「ダグラス」というのがいるんですよ。
かっこいい。
しかも、「ダグラス」というニックネームなんですが、それが長いので「ダグ」と呼ばれていまして。それもあって、急に会社としてやり始めたので本名で呼んでしまうのも変ですし、そのままダグラス君はダグという形になったりとか。
それと、その前の会社から合流してきた人で、「もぐたん」というのがいるんですよ。
はいはい。
これはしかも2代目もぐたんなんですよね。名前の由来は、お菓子をよく食べていて、もぐもぐ食べているから、「もぐたん」。
はい。
その人がいたんだけれども、その人から受け継いだもう1人が、トリニティのもぐたんなんですけど。「もぐたん」ってがじろう知ってる? キャラクターの。
いや、知らないです。
ああ、知らないか。「もぐたん」というピンク色のキャラクターがいるんですよ。あれが何の生き物なのかはわからないんですけど、アニメの「まんがはじめて物語」とかに出てくるキャラクターで、会社にもそのぬいぐるみが置いてあったんです。初期の頃は、ニックネームがついている人たちがいたこともあって。それで、洋平はね、実は「洋平」だったんですよ。
ゲーム時代ですか?
ゲーム時代も。
ああ、なるほど。じゃあニックネームなんだ。そのまま。
そう。だから、ファーストネームではあるんで、日本だと「山本さん」と呼ぶような状態だけれども、洋平は洋平でした。そんなところから始まって、ある時から新しく人を募集することになりました。最初は知り合いだったんですけど、創業から少し経って、まったく知らない人が入ってくることになった時に「どうしようか」と。
それで「じゃあ、ニックネームをつけようか」ということで始めたんです。
はいはい。
最初の頃は、勝手にこっちがなんとなくニックネームをつけてたんですよ。
はい。
いろいろな法則があって、漢字の字面とかもありますね。本名を今あまり言うのは控えますが、たとえば「あさすけ」という人がいるんです。普通、「あさすけ」と聞くと、「ころすけ」とかみたいな感じで、「すけ」がつくから男っぽい印象を受けるかもしれませんが、実は女性なんですよ。彼女はその本名の名前が「あさすけ」と読める字を使っているんです。
うーん、なるほど。当て字にすると。
そう。というわけで「あさすけ」になったりしたんです。初期の頃はそういう字面とか。あとは矢口というメンバーがいたんです。本当の初期のメンバーなんですけれども、メールアドレスがあるじゃないですか? 応募してくる時に履歴書にメールアドレスが書いてある。そこのアドレスが「yagoo」で、「ヤグー」となっていたんですよ。
はいはい。
たぶん、「Yahoo(ヤフー)」とかけて「yagoo(ヤグー)」にしてあったんですよ。
あ、そういうことだったんすね。
それで、入社時に「君は今日からヤグーだ」と。
(笑) そうなんですね。
そう。ちょっと面白いメールアドレスにしたりすると、そこから持ってきたり。トリニティではこのニックネームでメールアドレスも作られるんですよ。なので、僕で言えば「hossy@trinity.jp」というメールアドレスになるんですね。ちなみにこのアドレスはもう使えないので、送られても僕には届きませんけれど。
という形で、「ヤグー」であれば、これももう使えませんけれども「yagoo@」というメールアドレスが作られて、名刺にそれが記載されるんです。名刺にも「ヤグー」と書いてありますね。
はい。
親近感という意味では、「矢口さん」とか「矢口」と言ったり、「山本さん」だったりというよりは、「ヤグーさぁ」とか「あさすけさぁ」という呼び方の方が、呼ぶ時に親近感が湧くじゃないですか。
なんか風通し良さそうですよね。距離感が。
そう、距離感が良いということで定着していったんですが、だんだん名前をつけるのが、人数が増えてきたのに加えて、退職する人もいれば新しい人も来るという入れ替わりもあり、「みんなで決めよう」という感じになってきたんですよ。ある程度人数も増えましたしね。
うん。
それで、トリニティでは月に1回懇親会があったんですが、入社前に参加してもらうんですね。そこで各自、自己紹介をしつつ、その新しく入社する人に質問を投げかけるんですね。
うん。
質問を投げかけて答えていくというのをやっていくと、10人いれば10個質問があって、15人いれば15個だし、後半の方だと20人ぐらいの質問が出てくると。そこの受け答えの中から、なんかちょっと面白い受け答えがあったりすると、その名前になっていきます。
対外的にもね、多く露出も今はしているんで、彼女については言っても良いと思うんだけれども、広報をやっている「ピンク」。
はいはい、ピンクさん。
いろいろな質問の中で「好きな色は何ですか?」という時に「ピンク」と言ったんで、「じゃあピンクでどう?」みたいな感じになって。みんなが一応、それぞれすでにいるメンバー側が質問した上で受け答えを聞いて、候補を出すんですね。それで候補を出して、そこで多数決で決めるんですよ。
へー、結構しっかりちゃんとやっているんすね。
そうなんですよ。という形で。基本的には初期の頃はもう拒否権なし。
はいはい。
途中から「これだけは嫌だ」みたいなのは「ナシにしよう」というように少し緩くなったんですけれども。
候補の中からなんですか?
候補の中から。「これだけは本当にどうしても嫌です」みたいな。
あぁ。
僕の記憶の中で一番「それは嫌だ」となって面白かったのは、結局懇親会で決めているから、お酒を飲む人は飲んでるんですよね。
確かに確かに。ちょっと悪ふざけも入っちゃいそうですね。
そう、ちょっと適当になってしまう時があるんですよ。これもやっぱりキャラクターによるんですよね。その人のキャラクターによっては、「ちょっとふざけちゃっても良いんじゃないか」という話になったりもして。
僕が記憶している中で「これだけは絶対嫌だ」と言われたので言うと。トリニティがある会社のそばに「志木駅」という東武東上線の駅があるんですが、そこに「温野菜」というしゃぶしゃぶの鍋のお店があるんですよ。
はいはい。
それで、懇親会をやりつつニックネームを付けていたんですよ。そうしたら、新しい社員とは関係なく「温野菜」という案が出てきて。「これからこの会社で温野菜というのは、ちょっと本当に止めてください。これだけはお願いします」と言われて、温野菜は回避されたんですけど(笑)
(笑)
という形で、決め方には多少の変遷がありますが、おそらく今もその方法でニックネームを決めていると思います。
この営業職の人たちは、このニックネームってめっちゃ良いでしょうね。名刺交換した時にすごい話題が弾むじゃないですか。覚えてもらいやすかったり。
そう。トリニティって、初期の頃に話したと思うんですけど、お客さんの数は実はそんなに多くないんですよ、客先が。ソフトバンクグループの流通の担当者とか、量販店のバイヤーとか、比較的いつも同じ人たちとやり取りするわけですよね。
だから、もう向こうもだいたいわかっているから、新しく担当が代わるとかいう時も「ニックネーム何ですか?」みたいなところから入ってくるくらい、完全に定着しているという感じになっているんですよね。なので、ここら辺はちょっと面白いところかなあと思いますね。ちなみにこの制度、すごく良さそうじゃないですか。でも、デメリットもあるんですよ。
ほう。デメリットですか。仲良くなりすぎて、ちょっとルーズになったりするとか、そういうことですか?
まあ、仲良くなりすぎたとしても、それはそれで特に問題はないと思いますけどね。
デメリット、なんですかね? あ、本名がわからなくなっちゃうとかですか?
そうなんですよ。
やっぱり、そうですよね。
もうね、入社したときからずっとニックネームなんです。もちろんメールアドレスもそうですし、社内のグループウェアがあるんですけれども、そこでも当然ニックネームで表示されますよね。最近はあまりやっていないみたいですけど、ブログなんかもニックネームで書いていくんです。
まあ、ブログは本名を出さなくて良いという意味では、良いのかもしれないですね。なんか最近、カフェとかああいうところの店員さんも、前はみんな本名で名札をつけてたんだけど、本名がバレるといろいろ困るということで、ニックネームにしているお店が、結構最近は多いですよね。
そういったことも含めて、本名が出ないこと自体は今の時代、良い方向にいっているんだと思うんです。ただ、逆に本名が本当にわからない。じゃあ、どういう時に困るかというと、外部からの電話ですね。
はいはい。
僕だったらね、さすがにHossyで「星川さんいますか?」というのは、わからなくはないと思うんですけれども。たとえば、今度、絶対ゲストに来てもらおうと思っている、前から言っている「洋平」と「ぼん」以外のもう1人のトリニティの立役者である営業担当は「Toppo(トッポ)」というんですよ。
はい。
「Toppo」だから、本名が絶対わからないですよ。
そうですね。
ちなみに、トッポ・ジージョに似ているからトッポなんですよ。
トッポ・ジージョ?
トッポ・ジージョ知ってますか?
ちょっと待ってください、ちょっと待ってください。
トッポ・ジージョはね、結構わかんない人が多いかなー。
あー、わかった、えっと……。
画像見るとちょっと似ているでしょ?
いやー、うーん、どうだろう? だけど、えっと、僕の裁縫セット、これです。
なんだよそれ(笑)
まあ、ちょっとここでは本名は言わないですけど、本当に本名を言われても絶対わからないんです。だから、たとえば彼宛になんらかの造作の業者さんから電話がかかってきたりとかしても、全然誰のことかわからなくて。
宅配とかもそうですね。本名で送ってくるんで、「あれ、これ誰?」みたいな。そういう形で、本名がわからないことによって、外部の人たちとのやり取りがちょっと難しくなるというデメリットがあるんですよ。
それでいくと、僕もニックネームじゃないですか、がじろうって。
確かに。あ、この話題の時に、そうですね。
それで、僕、名刺も「がじろう」にしていたんですよ。
確かに。
それで、最近本名に変えました。
名刺を?
はい。
あれ、もらったことある? それ。もらってないよね?
いや、まだ渡してないです。その理由なんですが、フードロスの通販が今すごく成長していて、「銀行からちゃんとお金借りなきゃ」ってなった時に、そういう話を友達の経営者とかにしたら、「いや、まずこの名前を変えた方が良いよ」って言われて。
なるほどね。
元銀行の人とかが、本名じゃない名前の名刺を出してきた瞬間に、反社会的勢力ではないかのチェックを入れるから。
あー。確かに。
その時点で、もう不安にさせたり、金額が大きくなればなるほど、上の上司にその説明をしないといけないんですよ。「この人なら大丈夫です」って言ってもらえるように。って言われて、とりあえず本名に泣く泣く変えて、カッコ書きであだ名の「がじろう」だけ書いておきました。
まあ、そうだよね。本名を出せない理由があるのか、それとも芸人さんのようなものなのかな、って思っちゃうもんね。
そうですね。だからまあ、デメリットとしては、覚えてもらいやすいんですけど、なんか固いところでは不信感を抱かれてしまうという。
なるほどね。そういうところもあるんですね。
ただ、覚えてはすごくもらいやすいですけどね。
そうですよ。インパクトがあると覚えてもらいやすいよね。ということで、基本ニックネームで呼ぶという形なんで、僕も外から見ると「社長」となるわけですが。前にもちょっと言ったかもしれないですけど、社長と呼んでくる外の人はだいたいろくな人がいない。
なるほど、関係性が遠いんですね、営業とか。
営業もそうですし、あと、やっぱり何かをこちらに売り込もうと思っている人の場合が多いですね。ある程度親しい人だと「Hossyさん」とかで呼びますし、本当にすごく近い関係の人とか目上の人は「Hossy」の場合もあります。りかさんとかは「Hossy」だし、がじろうは「Hossyさん」とか、そういう感じですね。「社長」と呼ぶ人は、だいたいがものすごく遠い関係か、あるいは何かを売りつけようとしているか(笑)
はい。
社内でも当然「社長」とは呼ぶことはないですね。洋平は時々、遊び半分で「星川さん」と呼ぶこともありますが、だいたい「Hossy」です。まあ、「Hossyさん」が基本でしょうか。
というわけで、「社長」と呼ぶことはありませんし、実際には役職はあったりします。洋平だったら、その前は一応、副社長だったり、取締役だったりといった役職がありますが、基本的には役職でも呼ばないし、本名はもちろん呼びません。企業文化としては、フレンドリーな感じで仕事ができるという意味で、僕はオススメしたいですね。
うん。良いですよね。
ちなみに、中国のメンバーは、元々イングリッシュネームを基本的につけるんですよ。
ふんふん。
日本人はどうなんでしょうね、日本があまり海外を向いて仕事をしていないからというのもあるのかもしれません。でもやっぱり、中国の人たちは海外に向けて何かを輸出しようとか、そういうことも含めて、国内だけでやっている人は無いのかもしれないけど、基本的にはやっぱり名前が発音しにくいというのがあるからですね。
うん。
だから、イングリッシュネームをつけて、わかるようにしているんです。僕の名前も、たとえば「ほしかわ」だと「ホシカーワ」みたいに、やっぱり向こうからしたら言いにくいし、変な名前に聞こえてしまう。でも「Hossy」ぐらいだと楽で、Hossyとして覚えてもらえるんです。
中国の名前もだいたいちょっと難しいから、イングリッシュネームをつけるんですよ。トリニティの中国メンバーは、今、言ったようなプロセスではなくて、元々イングリッシュネームを持っている場合はそれをそのまま使う。ない場合は、自分が何が良いかというので決める、という感じにしていましたね。
それこそ中国のマネージャーは「ソフィア」と言うんですけど、彼女は確か俳優の、ソフィア・ローレンだっけ? が好きで。
はいはい。
ただね、これもたまに、中国の中でも同じ名前になってしまう場合が結構あるんですよ。
なるほど。
「ジョン」とか。
はいはい。
アメリカ人が呼びやすいように、アメリカで誰もが簡単にわかる名前にするわけですよ。そうすると「ジョン」とか、そういった名前が出てくるんです。それで名前が被ってしまうという問題はありましたね。
もう一つ、名前に関するお話で言うと、会社名は「トリニティ」なんです。以前にも少しお話したかと思うんですが、映画の「マトリックス」がありまして。そこから携帯電話を作る時に、主人公の「ネオ」という名前を付けたんですね。ヒロインがトリニティで、主人公がネオだったんですよ。それで、トリニティは会社名としてずっと使っていて、ネオは製品名として使われています。
マトリックスを見たことがある人ならわかると思うんですが、簡単に言うと、マトリックスというのは、未来の世界でAIが人間を支配している、という設定なんです。
うん。
それで、その支配しているAIが人間の脳を司って、仮想現実を見せるんですよ。現実は、虐げられた人間が集まっている人類の最後の砦があるんですよ。それが「ザイオン」というんですよ。なのでトリニティのオフィスの名前も「ザイオン」という名前なんです。
おお、かっこいい。最後の砦。
そう。トリニティの本社が「ザイオン」と言ったら、だいたいわかる人にはわかってくれるとは思うんですよね。この「マトリックス」という映画はね、すごいんですよ。
たぶんもう24〜25年くらい前の映画(※1999年公開)なのに、AIが人間を支配する世界を描いていて、脳に直接信号を与えて、その仮想の現実を見せて、そこで楽しんでいることで満足させて。本当の現実の人間は、AIの動力となる電気を生み出す力の源として、変なカプセルみたいなところで培養されている未来なんですよ。
なんか1年ごとに、実現するかどうかは置いておいて、技術的には可能性があるよなって、だんだん近づいていってますよね。
そうなんですよね。それこそ、イーロン・マスクのNeuralink(ニューラリンク)とか、脳にチップを埋め込むというのを今スタートアップでやっているじゃないですか。まだ人間が何か思ったことを伝えるという、その脳波とか脳の活動をデジタル化して伝えるというところだけれども、その逆もいけるようになってくるみたいな。
そういうのを予見しているすごい映画なので、本当に見たことない人はマトリックス3部作はぜひ見てほしいですね。4部作となっていますけど、3部作が本当のマトリックスで、4つ目はちょっといろいろな事情で最近作られたものなんで、個人的には見る価値はあんまりないかなと思っています。
はい(笑)
それで、データベースってね、データを管理していくサーバーがあって、それは「オラクル」という名前なんですよ。
おお、かっこいい。
それと掛けつつも、オラクルというのは、マトリックスに出てくる預言者なんですよ。映画を見たことがある人ならわかると思うんですけど、預言者のおばちゃん、あれがオラクルなんです。
ふ〜ん。
あと、大きなものとしては販売管理システムがあります。受注入れたり、見積もりを出したり、請求書を出したりするような、データを扱う販売管理システムです。トリニティでは、Appleの子会社であるFileMakerという会社のシステムを使っているんですよ。
FileMakerは、Appleのことは知っていても知らない人が多い、比較的地味な会社なのですが、データベースを作っている会社で、使いやすいと評判です。それで、オリジナルの販売管理システムを作って使っているのですが、その名前が「スミス」というんです。
お、スミスもなんか出てきてましたよね?
スミスは敵の。
黒い服の。
そう、黒いスーツのあのサングラスしている人ですね。映画内ではエージェント・スミスなんですよね。
なんでそんな敵の名前をつけたんですか?
エージェントだからというところで、スミスにしたんだよね。
どういうことですか?
僕らの代わりのシステムだから。
なるほど、なるほど。
社内では、「スミスに入力してあるか?」とか、「スミスから出してくれ」といった言い方で、「スミス」という名前が使われています。
さらに言えば、預言者オラクルを守っているカンフー使いのおじさんがいるんですよ。彼は主人公のネオと一瞬カンフーで戦うのですが、名前は「セラフ」というんです。そして、トリニティのカスタマーサポートのシステムは、「セラフ」という名前なんです。
へー。
というような感じでですね、何か名前をつけるときに、事務所とか販売管理システムとかサポートシステムとか、といった名前ではなくて、ニックネームとして名前をつけて、そこにちゃんと由来があるのがポイントなんです。ちなみに、マトリックスを見ていた人なら、「あの人どうなっちゃったの?」というので言うと「モーフィアス」
あぁ、黒人の俳優さんですよね。
そうです、ローレンス・フィッシュバーン。まあ、3人ね主人公クラスでいうと、ネオとトリニティとモーフィアスなんですけれども、モーフィアスについてはね。トリニティは昔、自分たちでIP電話のサーバーを持ってたんですよ。それで社内の内線とか、外部からの内線の振り分けとかというのをやっていたんですけど、そのサーバーがモーフィアス。
なるほどね。
なので、電話システムがモーフィアスだったんですね。
なるほどね。それが携帯電話の普及で使われなくなっちゃったんですか?
そうそう、もう途中で変えちゃったんで、使わなくなっちゃいましたけどね。ということで、名前あたりのくくりで、ニックネームと、社内のいろいろなシステムだったり場所だったりにもニックネームがついています。そして、それらはみんな、映画「マトリックス」に由来している、と。やっぱり意味づけされていると、覚えるのもそうですし、愛着も湧くんじゃないかなというのがあって、そのようにしてきたんです。
ということで、がじろうさん、僕が思いついたりいろいろしたのを下調べして、事前にテキストで「こういうのあるよね、こういうのあるよね」と出したと思うんですけれども。今、それの1個目と2個目を出しているんですが、確か全部で24〜25個あるんですよ。
そうですね。
何回に分けてお届けするかはまだちょっとわからないので、聞いているみなさんもゆっくり聞いていただければと思います。
気楽に。
はい。それではまた来週よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
概要欄にこの番組のWebサイトへのリンクを張っております。 感想、メッセージ、リクエストなどそちらからいただければ嬉しいです。
毎週金曜朝6時配信です。ぜひフォローお願いします。
ここまでの相手は、Hossyこと星川哲視と
がじろうでした。
それではまた来週、お耳にかかりましょう。
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