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経営や趣味、時事などのブログ記事や、Podcastの発信を日々行なっています。ニュース登録をしていただければ、更新情報を配信していきますのでお気軽にご登録ください。(広告を配信することはありません)
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【エピソード概要】
挑戦と失敗。この2つは表裏一体だ。しかし、すべての失敗が等価値なわけではない。次に繋がる「意味のある失敗」と、何も考えずに招いた「無意味な失敗」。その境界線はどこにあるのだろうか。
無難な選択の先に、オリジナリティは宿らない。だが、ただ闇雲に失敗すればいいわけでもない。次なる飛躍へ繋がる「意味ある敗北」の条件とは一体何なのか。
さらに話題は、経験を積んだベテランほど陥りがちな「罠」へと展開していく。
情報が溢れ、AIが簡単に最適解を出せる現代において、我々はなぜ、あえて「正解のわからない難しいこと」に挑み続けるのか。
人生における最高の達成感は、決して簡単には手に入らないものへの挑戦から生まれる。失敗を恐れて足踏みしているすべての人へ贈る、価値観を揺さぶるエピソード。
「Podcast:リアル経営」このエピソードに関するご意見・ご感想をぜひお寄せください。今後の配信の参考にさせていただきます。
「リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
この番組は、私、Hossyこと星川哲視が自らの体験をもとに、経営やその舞台裏などをリアルに語っていきます。
リアル経営は、毎週金曜日朝6時に配信しています。
おはようございます。自由人のHossyこと星川哲視です。
おはようございます。STRKのがじろうです。
前回、世の中には出していなかった「weara AIR」というプロダクトについてですね。
幻の。
そうそう。社内で進行していたけれど、最終的に世に出すことなく終わってしまったプロダクトの話をして、ブランドストーリーをSimplismからね、いろいろなことをやってきた上で、だいたい話し終わりました。
うん。
最後に失敗した話とか、Jawboneもそうでしたし、Quirkyもそうでしたし、僕のwearaもそうだったんですけれど、やはり失敗と対になっているものとして「挑戦」がありますよね。なので、今回は僕の今までの事例だけではなく、「挑戦と失敗」というテーマで、お話ししたいなと思います。
はい。
今回は、僕の過去の話も少ししますが、過去がどうこうという話ではないので、がじろうも一般論や、がじろうが考えていることなどが出てくると思うので、いろいろお話も盛り上がるんじゃないかなと思っています。
あ、そうですね。
以前にもお話ししたと思いますが、まず失敗について、僕の中では失敗は2つあると思っています。
はいはい。
挑戦して失敗する場合と、何も考えない失敗。
う〜ん。
この2つがあって、次に繋がらない失敗は本当に意味がないものですが、次に繋がる、挑戦した上での失敗というのは意味がある失敗なので、決して悪いことではないと思っています。
うん。
そういうあたりからまあ、話を始めようかなと。
うんうん。
その、何も考えないで失敗することっていっぱいあるかなと思うんですよね。それは本当に次にもつながらないし、意味がない失敗だなと思うので、やっぱり失敗の対としては挑戦っていうのがまず必要だよね。
そうですね。
今までこのリアル経営を聴いてくれている人たちだとわかると思いますけれど、僕も大きな失敗はやっぱりそのwearaでした。けれど、世の中にないものを生み出したいっていうことで、簡単にできるとはまったく思っていなかったし、逆に簡単じゃないからやろうと思ってやったのは、挑戦っていう部類だと思うんです。
そこでの失敗って、何で失敗したのかも含めて次につながったり、いろいろなことをそこから学んだりしてきているので、まあこの失敗には意味があるかなと思っています。
うん。
一つ目ですね。僕がよく周りの人にも話すのが、アインシュタインの言葉なんです。まあ、本当に彼が直接言ったかはっきりしませんが、よく知られている言葉に「一度も失敗したことがない人は、新しいことに挑戦したことがない人だ」というのがあります。
ああ、なるほどね、まあそうですよね。
まあ、無難に生きてれば失敗しないみたいなところもあったり。たとえば、ものづくりでも、サービスでも簡単なことをやろうとすると、やっぱり挑戦しないで実現しようとすると、誰にでもできちゃうことなんで。
うん。
たとえば、携帯電話のときにもお話しましたが、中国のメーカーが作ったものを、メモリーの数値を少し変えたり、ロゴを入れたり、色を変えたりするだけでは、それは「ものづくり」ではないと僕は思っています。これでは、差別化ができないですよね。
そうですね。
僕がそれを売り出したとして、「あ、売れるんだ」ってわかったら、他の人が同じものを違う色でロゴを変えて売り出すこともできるわけですよね。
うん。
ですから、それだと自分が出した意味がないですよね。今のでふと思い出しましたが、昔、女性社長が経営していた携帯電話メーカーで、色をバリエーション豊かに展開していたことがありました。でも、実際には中国で普通に売られている製品のラベルを貼り替えたようなもので。
それでも、メーカーとして「ものづくり」を熱心に語りながら販売していた時代があったんです。
はい。
僕としては、それは「ものづくり」とは呼べないのではないかな、と感じていましたね。
挑戦が足りてないと。
そう思います。結局「失敗するかも」と思ったものじゃないとやっぱり挑戦にならないですよね。必ずできるって約束されてるものやっても挑戦とは言えないと思うし。
うん。
なんせ「あなたじゃなくてもできるよね」となってしまうんですよね。特にこれからの時代は情報が溢れていますし、ノウハウも至る所で開示されていて、AIもそれを学習しています。簡単なことや誰にでもできることは、本当にAIがこなせる時代になってきているんです。
だからこそ、世の中にないものや「難しいな」と思うことに挑戦するのが重要で、僕もwearaは失敗だったと思っていますが、決して「やらなければよかった」なんて思っていることは、これっぽっちもないんですよね。
ふんふん。
いろいろな苦労や、「こうしとけばよかった」「もっとこうだったら」という反省も含め、そこから多くのことを学びました。失敗はしましたが、挑戦したこと自体はとても楽しかった。
うん。
wearaの件でいえば、お客さんがたくさん予約をしてくれて、最終的に返金はしましたが、「自分が良い」と思っているものに共感してもらえた、ということもあったのかな、と思っています。
トリニティって、Simplismっていうのが一番稼いでくれてたと思うんすけど。
そうですね。
Simplism以外のブランドで、あまりうまくいかなかったけど、そこから学んだことでSimplismになにか影響を与えていることってあるんですか?
そういうのは、ないですね。
あ、それはないんですね(笑)
はい。Simplismは本当に最初に立ち上げたブランドで、初期の頃にお話しした通り、輸入ブランドとしてスタートし、そこから日本市場に合わせて製品を作るという形で進めているんです。だから、他の失敗がSimplismに影響を与えたということはないんですよね。
たとえばですけど、プロジェクトマネージングの仕方が、「あ、こうした方が良かったんだ」みたいなのを導入して結構スムーズにいったとか、何かしらないですかね?
Simplismの中でも、もちろん初期と途中からでは規模もやり方も変わってきています。以前お話しした通り、台湾での製造から中国に移管した際も、いろいろとやり方を変えたりはしましたから、徐々に学びながら進めている部分はありますね。まあ、すごく小さな話になりますが。
はい。
昔、Simplismで通電製品を売ってた頃があるんですよ。充電器をね。やっぱりそれも世の中にない形で作っていたのですが、中身をしっかり確認する技術力と、それをきちんとケアする意識が足りていなかったんです。
はい、はい。
見た目上はちゃんとした充電器で、試せば動くんです。けれども、ロットが変わるごとにパーツが予告なく変更され、勝手にコストダウンされた結果、発火に至るという事例が昔にありました。やはり、そういった背景がベースにありつつも、この件は「挑戦に対する失敗」として片づけるには、あまりにも考慮が足りなかったと言えるでしょうね。
うん。
充電器である以上、中の回路について、もっと自分たちで把握し、コントロールすべきだという考えは、当時はまったく思い描いていませんでした。「できた。充電もできるし、こういうのはまだ世の中になかったから、これでいいよね」という感覚で販売していたんですね。その時、同じ製品を2回、3回と発注すると、中身が違うものが出荷されることがあるということを学びましたけれども。
うーん。
まあ、挑戦という意味では、その時もオリジナルの充電器を作ったという経緯があって。変な話、オリジナルで作ったからこそ、クオリティの問題になった部分もあるんですよ。中国って、やっぱり大量に生産して大量に売りたいじゃないですか。自社で作っているリファレンス製品は、作りやすい構造になっているんです。
はいはい。
それで、パーツの調達も含めて、安定して供給できるものだけで作るんです。だからコストも安いんです。でも、こちらがオリジナルの構造や機能を入れようとすると、そこから外れたものを作ることになりますよね。
そうすると、向こうはその製品をずっと作っているわけではないのでノウハウもないし、パーツの調達や設計なども初めてやることになってしまう。「あれ、次のロットでこのパーツがすぐ入らないぞ」となって、「じゃあ、これにしようか」といった感じで違うパーツを使うということが、実際にあるんですよね。
うんうん。
ですから、オリジナルで作るということには、そういったリスクも少なからずあるんですよね。ただ、当時はそういったことも、まだあまりよくわかっていなかったんです。
ふーん。
なので、その後も、通電する充電器のようなものを扱う時には、かなりしっかり電気のエンジニアの方に中身をちゃんと見てもらう、といった対応をするようになりましたね。
うん。
あとは、昔に話しましたが、海外展開も失敗しましたね。
ああ、はいはい。
これも、まあいけるだろうと思ってたんですけど、実際にはうまくいきませんでした。これはwearaなどとは違って、今でも成功する要素が思いつかないですね。
うーん。
今の知識や経験をすべて持った上で、当時に戻ったとしても、海外展開をうまくできたかというと、たぶん難しかったと思います。
まあ、確かにそうですよね。
失敗から学ぶこともありますが、先ほど言った本当の失敗というのは、挑戦したからこその失敗です。新しいことにチャレンジする。でも、それがその人やその会社のオリジナリティだから、挑戦していなければ、その人の持ち味というか、「その人でなきゃいけないこと」がなくなってしまうんですよね。
う〜ん。
なので、やっぱり挑戦はし続けるべきだと思いますし、失敗してもそこから学ぶことができれば、それはもう失敗ではない。これも有名な話ですけれどね。
はい。
エジソンは、「私は失敗しない。うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ」みたいな感じのことを言ってたらしいんですけれど。
はいはい。
失敗してないんですよ。結局、一つ一つうまくいかない方法を見つけていけば、最終的にうまくいく方法にたどり着くんです。
ふんふん。
だから、挑戦を成功するためのポイントは、諦めないことなんですね。
「諦める」の定義が結構難しいですよね。その商品を諦めたとしても、違う商品で同じ目的を達成させようとするとか。
あ、それは諦めてないよね。
そうですよね。だからなんかこう短期的にはそれは諦めてるかもしれないけど、長期的には諦めてないみたいなのが結構大事ですよね。
そう、それはもう諦めてないと思うよ。
そうですよね。
やっぱり、世の中にないものっていうのは、ない理由もあるんですよ。
無理だからとか。
そう、作れないんです。技術的に無理ということも含めて、それってやっぱりやってみないとわからないことなんですよね。でも、時代はどんどん変わっていますし、テクノロジーも進化しています。前はできなかったけど、今ならできるってことってたくさんあるんですよ。
本当に一例を挙げれば、スマートフォンだって、もっと立ち上がりの頃は、絶対僕らでは作れなかったと思うんです。
うんうん。
だけど、スマートフォンがだんだん年を重ねてこなれてきて、作るノウハウが中国で共通化されてきました。そうなると、カメラとかディスプレイ、メモリー、SoCといったものを組み合わせれば作れるようになる、という流れが確立されてきたわけです。
僕らが初期の頃でいえば、Microsoftに「こういう形で作れますよ」と言われて作れるようになった、みたいな。ウェアラブルに関しても、歩数のカウントなどは最初からセンサーがやってくれるようになっています。
Jawboneの時代には、加速度センサーの動きを人間と学習させて、「こうなったら1歩、2歩、歩いたことになる」というのをやっていた頃から、僕らが手掛ける時には、技術としてはもう枯れながらも実現できるようになってきました。昔はできなかったことも、今はできるようになっている、ということはたくさんありますね。
うん。
過去にできなかったから、出てこなかったかもしれないけど、今だったらできるっていうこともあります。だから、そういう意味では、その時に挑戦するしかないと思うんですよね。ベテランが必ずしも良いかどうかはわかりません。
ほう。経験が邪魔しちゃうってことですか?
そう。
ほう。
僕もね、トリニティでいろいろやってきた中で、社内にその専門の人をあまり抱えないようにしていたんですよ。たとえば、携帯電話をやると決めて、「じゃあ、私、携帯を作っていました」というような人を社内で雇用したりしても、まず、それが成功するプロダクトになるかどうかわからない。失敗した時に、その人の居場所がなくなってしまうのは悪い、というのもあるんです。
あとは、やっぱりそれだけ経験が豊富な人って、「こうあるべき」みたいな考え方や、「これはできない」ということをすごく決めがちなんですよね。
う〜ん。
その人は、5年前か10年前に「失敗しました。だから、これはやるべきじゃない」となってしまうとかね。今だったらできるんじゃないか、という発想にあんまりならない人が多いんですよ。「いや、それは絶対無理です」みたいな。僕は前は無理でももう一度検討していきたいタイプなので、揉めるんですよね(笑)
可能性を止めたくないですね。
そう。ベテランの人は、わりとそういう形で揉める場合がありますね。
それ僕もまったく同意見で、何年か前に、お菓子屋さんのコンサルに入った時があって。
はい。
ネット上でスイーツを売ろうとしていたんですけど、広告の運用をお願いした会社が、お菓子にモザイクをかけた画像で広告を回していたんです。
はい。
それまでの僕の考え方だと、何の広告かすらわからないんですよ。
はいはい。
「幻のスイーツ」と言ってモザイクがかかっていたので、何だかわからないので、「これちょっとひどくないですか? ちなみに数字はどうなんですか?」と確認したら、一番数字が良かったんですよ(笑)。
(笑)
何のスイーツかもわからないモザイク、だから若干卑猥なものにもちょっと見えるんですけど。
ああ、はいはい、モザイクだからね。
一番数字が良くて、いろいろPDCA回した結果、商品を見せない方が良いってことがわかったんですよ。
なるほど。
でも完全に、僕の意見は邪魔だなと思って。
ああ。
それからは、なるべく「いろいろ試しましょう」って。答えはユーザーが決めるんで、我々はわからないと、いろいろ試しましょうって言ってやるようになったんですけど、結構衝撃的でしたね。
なるほど。ちなみにそれって、どういう良い結果なの? クリックして買われる率が高いってこと?
そうそう。購入者の一人あたりの広告コストが一番低かったです。
なるほどね。それで、指標はそれだけなの?
まあ、いったんそこで見てましたね。そのリピートとかまでは追ってなくて、まずは1件獲得コストがどれだけか。
なるほどね。まあそこがそれだけで良いかどうかは若干疑問があるなと思って。やっぱり見せないで買うってことは、期待値が人それぞれじゃない? わかってないで買うわけでしょ?
あ、いや、そこから飛んだページには、ちゃんと説明が載っているんですよ。
あ〜、なるほどね。
一番最初のバナーを見て「何これ?」と思ってクリックした人たち、ということですね。
ああ、その方が買う?
そうですね。結果として、良かったですね。
トリニティの話の後に話題に出す予定の、エウレカスタジオというスマホゲームの会社も、「先入観を作らない」というポイントがあるんです。
ほうほう。
すべてをデータだけで判断するというのが、基本的なポリシーで、そのゲームが面白いか、面白くないかは、僕らは判断しない。
おおー。
ユーザーが判断する、ということですね。いくら面白いと思っても、まずはユーザーが広告を見てインストールするかどうか。インストールした上で、長くプレイするのかどうかというデータが悪ければ、「これは絶対面白い」と、みんなで思い入れを持って作っても止める。未練を残さないのが基本路線なんですよ。
うーん。
自分たちの思い込みをやっぱり作りすぎないっていうのがポイントだってところは、若干似てるかなと思いました。
そうですよね。
変な話、今ちょっと売れてるゲームがあるんですよ。
はい。
でも僕は、本当にこのゲームはまったく面白いと思わないんですよ(笑)
(笑) けれど売れてるんですね。
そう、でもこの業界も、ターゲットが僕じゃないんですよ。僕は普段スマホゲームをしないから。だから、もう自分の意見は一番ダメだなって思うんです。
たとえばwearaでもNuAns NEOでもSimplismでも、やっぱり自分がユーザーの一員として、「自分が欲しい」と思って、ペルソナは自分みたいなところも一部あるから、それは良いんです。
でも、こっちはターゲットが自分じゃないから。
うん。
感想は言うけれど、僕の意見はあんまり意味がない、ということになって、意思決定には関わらないんです。
ああ、いいですね。
まあ、データにはね、もちろん関わるんですけれどね。
ちょっと話が若干それましたけれど、人が仕事でもプライベートでも、人生を振り返ったときに「一番達成感があったのは何か」と、僕が今までいろんな人たちに聞いてきた中で、必ず答えとして出てくるのは、やっぱり「挑戦したこと」なんだよね。
う〜ん。
簡単にできたことに達成感を得られる人は、やはり基本的にはいないと思うんです。大変で、こんなに苦労して、うまくいくかわからなかったけれども、結果的にできた、ということが、人生を振り返った時に、ほとんどの人が「その体験が一番良かった」「達成感を得た」と言っているわけですよ。
うん。
挑戦してないと、それにならないんですよね。
そうですよね。
がじろうは、これまでの人生を振り返って、一番達成感があった仕事は何ですか?
ええ〜、いや、それ、今言われていろいろ考えていたんですよ。
うん。
達成感があったか。それでいくと、コンサルタントがそうなのかもしれませんね。
うん、コンサルでも、いろいろな案件があったわけじゃない。 その中でも、パッと頭に思い浮かぶ、これはやりきった、達成感があったな、というものがあるでしょう?
はい。
やっぱりそれは、すごく大変だった案件になりますよね。
そうですね。
絶対うまくいかないんじゃないかとよぎるほどの不安があった上で、結果が出た、ということですよね。
ゲロを吐きながらって感じですね(笑)
そういう、うまくいかないかもしれない、失敗するかもしれないという状況に対して、全力でチャレンジした上で得られた結果というのは、本当に達成感を感じられるものだと思うんです。
それこそ、コンサルでうまくいっているところを少し伸ばしました、という程度では、仕事としては良いのかもしれませんが、達成感という意味では、あまり感じられないのではないでしょうか。
そうっすね。パっと思い浮かんだのも、「倒産するかもしれない」っていうのがこうバーンと回復しました、とか。
そうそう。
そういうのがパッと浮かびましたね。
そうだよね。 僕も「リアル経営」ということで、初期の頃はうまくいった話などをいろいろしたと思うんですけれど。失敗談も交えながら、聴いてくれている人たちにはやっぱり挑戦してみてほしいんですよね。別に壮大な、「じゃあ木星に行くぞ」みたいな挑戦じゃなくてもいいんです。
ただ、難しいこととか、結果を自分で見通せないものでも、やりたいことには挑戦してほしい。それがうまくいったときには、本当に大きな達成感を得られることが多いですし、万が一失敗しても、自分が一生懸命考えて取り組んだことであれば、必ず何か得るものがあります。ぜひとも、失敗を恐れずに挑戦してみてほしいですね。
だけどHossyさんの今日のお話を聞いて、ふと思ったのですが、エジソンのいうPDCAを回すような「失敗の価値」はあるとは思うんです。
はい。
PDCAを一切回しておらず、何も次に活かされていない失敗だったとしても、挑戦できる人というのは、いつか当たりを引く可能性があると思うんですよ。
そうね、それでいうと、あると思うよ。何かしらは学ぶと思うよ。
学んでいなくても、何か当たりを引いている人もいる気がするんですよね。
たとえば、冒頭で話した「考えてない失敗」についても、考えてないから失敗するんだ、ということを学ぶ可能性はあると思うんですよね。
ですけど、Simplismに関しては、Hossyさんの他の失敗はあまり活かされていなくて、Simplismは最初の方にやったことが、そのままうまくいったのだ、とおっしゃっていましたよね。
はい。
ただ、これはHossyさんがいろいろなことに挑戦する人だというのが大前提にありますよね。Simplismが、輸入していただけのものを自分たちでも作ってみようと挑戦したことが、たまたま最初で当たった、という点を考えると、やはりこの「挑戦」の価値が非常に大きいなと、話を聞いていて感じました。
ああ、なるほどね。
あと、他の人の、結構うまくいっている経営者の方を見ていても、記憶力が悪くて、全部忘れている人もいるんですよ。
はい。
これまでにやってきたことを。ただ、逆にいうと、自分がしてしまった失敗も全部忘れているので、同じテンションで挑戦し続けているんですよ(笑) それで、時々バコーンと当てて、会社がドカンドカンって、階段を上るように成長してきた感じです。
はい。
挑戦の重要度の比重が、めちゃくちゃ大きいなと改めて思いました。
なるほどね。まあ、その辺りはタイプが違うと、また違ってくるのかもしれないね。世の中には、何か忘れててもどんどん打てちゃう人もいるし。
エジソンのような、うまくいく人ももちろんいるとは思うんですけど。
そうですね。繰り返しになりますが、やっぱり失敗したことがない人というのは、挑戦をしていないんですよね。1回失敗しても2回目もありますし、「うまくいかない方法を見つけているだけだ、どこかでうまくいくはずだ」ということを胸に刻んで、常に挑戦していくと、自分の人生を振り返ったときに達成感が感じられることがたくさんできてくると思います。
ぜひ、挑戦を続けていただければと思います。
はい。
というわけで、今週はここまでとさせていただきます。また違うテーマで来週以降やっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
「リアル経営|企業経営の成功と失敗、等身大で語る台本なき社長のリアル」
概要欄にこの番組のWebサイトへのリンクを貼っております。感想、メッセージ、リクエストはこちらからいただけると嬉しいです。
毎週金曜朝6時配信です。ぜひフォローお願いします。
ここまでの相手は、Hossyこと星川哲視と
がじろうでした。
それではまた来週、お耳にかかりましょう。
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